パブロフ型条件付けから読み取れるもの|フィジオ福岡 パブロフの犬

パブロフ型条件付けでは、無条件刺激と、これを予測させる条件刺激の関係が学習されます。
例えば、動物に情動的に中立的な条件刺激を何秒か提示し、条件刺激の刺激の最後の1秒間ショック刺激を与えます。音とショック刺激の組み合わせを何回か繰り返したあとは、音だけの提示でも、防衛的なすくみと、これと関連した自律性、内分泌活動の変化が引き起こされます。これに加え、瞬目や驚愕などさまざまな防衛的反応が音単独で促進されます。
実際、パブロフ型恐怖条件付けは回避条件付けの最初のフェーズとなります。

無条件刺激と条件刺激の組み合わせ

無条件刺激と条件刺激の組み合わせによって、まず反応が条件付けされ、次のフェーズで動物は道具的反応によって刺激を回避することを学習します。1980年代の初頭まで、神経科学者たちは回避条件付けの最初の段階、すなわちパブロフ型条件付けに焦点をあて、実験デザインを2番目のフェーズに伸ばさないことで、より効率的に恐怖学習を研究できることを示しました。そして、さまざまな研究によって、扁桃体の損傷がパブロフ型恐怖条件付けの発生を妨げることが確立されました。

扁桃体を損傷された動物は、条件刺激と無条件刺激の関連を学習せず、後に条件刺激が単独で提示されても恐怖を示さないのです。扁桃体は約12の核で構成されますが、外側核と中心核が恐怖の条件付けに特に重要とされています。恐怖条件付けはどちらの核の損傷でも妨げられますが、それ以外の核の損傷では妨げられることはありません。外側核は視床から条件刺激の情報を受取る入力核です。
それに対し、中心核は出力領域であり、そのニューロンが投射する脳幹領域は、防衛行動やそれに関連する自律性・液性反応や介在核の結合など、いくつかの扁桃体や介在核の結合など、いくつかの扁桃体内回路で結ばれています。

視床からの感覚入力

視床からの感覚入力は外側核に直接的にも間接的にも投射します。また、視床の中継核からの感覚シグナルは皮質の感覚野に運ばれます。その結果、扁桃体と皮質は同時に活動します。しかし扁桃体は皮質が刺激の情報を処理する前に、危険の信号に反応することができます。
恐怖の意識的経験は皮質での処理を必要とするため、視床入力によって引き起こされる情動状態の開始が、恐怖感情を意識するよりも先んじるようになるとされています。

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