「葉酸」ともいわれるビタミン9について考える|フィジオ福岡 栄養科学

みなさんは、ビタミン9とも呼ばれる「葉酸」というものを聞いたことはありますか?
この葉酸ですが、ビタミンB群の中でも、ビタミンB12とともに造血作用はたらきのある水溶性のビタミンに分類されます。
その主な働きとしては、貧血を予防し、健全な発育のために不可欠なビタミンと考えられています。

葉酸はビタミンB12と協力しあい、赤血球の産生しています。
ですので、そもそもの葉酸が足りないと、貧血を起こす危険性が出てくるわけです。
またタンパク質と核酸(DNA、RNA)の合成に働くため、体の細胞分裂、発育を促す作用も担ってくれます。
これまた葉酸が不足すると発育不全のようなことになってしまうリスクもあるわけです。
このように考えると、妊娠時期の葉酸を多く取りましょうというのはこの働きが大きいのかもしれませんね。

その他にも抗体の産生に働いてくれるため、免疫力アップにも一役買ってくれるのが葉酸です。

この葉酸ですが1日摂取目安量の目安としては成人で240ug、妊婦で400ug、授乳婦で300ugとも言われています。
また摂り過ぎてもいいというものでもなく、許容上限摂取量が1000ugとされていて、これ以上摂取してしまうと、ともに働くビタミンB12の欠乏が生じ、悪性貧血を引き起こす危険性も出てきます。
また大量の飲酒は葉酸の吸収および代謝を妨げると報告されていますので、飲酒の習慣がある方はより注意して摂取していく必要があります。

葉酸を多く含む食物として有名なのは肉、特にレバー、ほたて、果物(いちご)、野菜(ほうれんそう)です。
ただし野菜や果物の場合、調理や長期間保存による酸化によって葉酸は壊れるため、新鮮な生野菜や果物が良い供給源となると考えられています。
ぜひ意識して摂取していきたいビタミンですね!

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