ミスターオリンピアとよばれるボディビル世界最高峰のコンテスト。
かの有名なアーノルド・シュワルツェネッガーが6連覇を含む7度の優勝を果たした国際的な大会。
シュワルツネッガーが最後の優勝を遂げて2年後の優勝者クリス・ディッカーソンの話です。
クリス・ディッカーソンはトレーニング中に着るウェアを目的によって2種類に分けていたと言われています。
通常は全身を覆うスーツタイプのウェアです。
これを纏うことによって、ディッカーソンは体全体がひとつの有機体として感じ取れると言いました。
つまり左右対称の体を作り上げるために必要であったということです。
もうひとつはウィークポイントである上腕二頭筋を鍛えるとき。
このときは半袖かタンクトップであったといいます。
これによって上腕二頭筋に特に意識を集中して鍛えることができたとのことです。
このようにしてトレーニングウェアの「着分け」をすることでトレーニング効率を上げていたというクリス・ディッカーソン。
トレーニングを極めた人の言うことですから、参考にしてみる価値あるかもしれません。
参考
『マッスルアンドフィットネス日本版』2017年4月号 p.79