生体の中に正確な時計が無数に存在する。

地球上のほぼすべての生物は、地球の自転の周期、24時間を計るための体内時計をもっています。
この体内時計によって睡眠、覚醒だけでなく、ホルモン分泌、血圧・体温調節などの生理活動が制御されています。

恒常性維持機構と体内時計機構

ヒトの体は約60兆個の細胞からなるが、生殖細胞をのぞき、すべての細胞が体内時計をもっていると考えられています。人の体内時計の中心は、脳の「視交叉上核」という部位にあります。

”恒常性維持機構”(疲れたから眠るしくみ)
目覚めている間に脳に疲れがたまり、脳の活動が低下して眠くなるもので覚醒していた時間に依存するしくみといえます。例えば、徹夜をすると長時間覚醒時に疲れがたまり、次の晩はぐっすりと長時間眠れるのはこのしくみのためです。
”体内時計機構”(夜になると眠るしくみ)
体内時計により、夜になるとカラダと心を休息の状態に切り替えて、自然に眠くなります。

メラトニンというホルモン

このカラダと心を夜の休息の状態に切り替えるために重要なのが、メラトニンというホルモンです。メラトニンは、夜暗くなると脳から分泌され、体内時計に働きかけ、カラダと心を夜の休息の状態に切り替えます。
例えば、前日に大分寝ても、次の日の夜になると眠くなるのはこのしくみのためです。

人はこの2つのメカニズムにより眠くなります。
体内時計の乱れは、不眠を引き起こす原因となります。

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