最適な固有受容感覚によってもたらされる安定性

動作の獲得を行う際に「安定性」が先か、「可動性」が先と考えることは多いと思います。
実際に準備運動をするときにもスタビリティー・エクササイズを先に行うか、モビリティー・エクササイズを先に行うかはトレーナーとしてもよく議題に挙がるところです。

質の高い安定性は、最適な固有受容感覚によってもたらされる。

ここで考えなければいけないのは、質の高い安定性は、最適な固有受容感覚によってもたらされるということです。
動作性に制限があるときには、最適な固有受容感覚はフィードバックされず、質の高い安定性は得られません。
それゆえに、「動作性」「モビリティー」を先に獲得し、それから安定性をトレーニングするよう心掛けることが良いと考えられています。

カラダがスムーズかつダイナミックに動くためには、この「動作性」が非常に重要なのはお話しましたが、「動く」ということだけではダイナミックに制御することはできず、「支持する」「とめる」といった「安定性」に関与した働きもしっかりと促通しておく必要があります。
パワフルな力発揮をつくる“動かす”役割と、動的安定性を強調する“支える”役割を考えて、動作の獲得に取り組むことが必要なのです。

質の高い安定性は最適な「動作性」からなる。

このように考えると、固有感覚からのフィードバックが質の高い安定性を、質の高い安定性は最適な「動作性」からなるということ。
これは筋だけではなく関節にもいえて、安定性を強調するためにはたらくべき安定関節があり、その周囲にある関節が動作関節としてダイナミックに動くことによって、安全かつ効率の良い身体動作が完成されるということではないでしょうか?

トレーニングを行う際に頭に入れていおきたいですね!

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