脳はどちらが正直者か?

よく言われる「右脳」「左脳」というのは、大脳半球の右半分、左半分のことをいいます。
実際に右脳と左脳の機能は多少は違うことがわかっていますが、その違いについては意外と誤解されていることが多いです。
例えば、ほとんどのヒトの言葉は、左脳によってコントロールされています。
計算や論理的な思考も左脳の仕事だとわかっています。

物事の理解や解釈を行っているのは左脳の働きである。

興味深い働きとしては、記憶違いや作り話の多くも左脳がもとに作られているということです。
また物事の理解や解釈を行っているのも左脳の働きであるとわかっています。

私たちは「左利き」は天才肌、つまり右脳を使うヒトは感性重視の直感力系、逆に左脳を使うヒトは理屈っぽく論理的ってなんとなく教わったような気がしますが、実はこれは間違っていることがわかってきています。

つまり「左脳」が求めているものは「論理と秩序」。
「論理と秩序」を強く求めるからこそ、わけのわからないことがあると、もっともらしい説明をつけたり理屈っぽく論理付けしたりして働くのが左脳です。

右脳はありのまま真っ正直に物事を伝えている。

そんな左脳とは違い、右脳はもっとありのまま、真っ正直に物事を伝えています。

空間認識や物体に触れてそれがなにかを分析したりというのは右脳の役割からなっています。
例えば、視覚運動作業。
いわゆる目でものをみるときに動く眼球のの運動や顔を動かす運動など、実際に起こっている現象を捉えるのに活躍するのは右脳と言われています。

右脳を使う「左利き」のヒトは、天才肌、芸術的、あるいは感情的とかよく言われたりしますが、実際の機能は真逆であって裏を返せば、かなりの現実主義者なのかもしれないですね!

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