スウェイバック姿勢と胸腰部について

スウェイバック姿勢は日本人に多い特徴的な姿勢です。

それによって起こる代償は枚挙にいとまがありませんが、以下が代表的なものです。

まず骨盤後傾に伴う腰椎の平坦化、大腿骨頭の相対的な外旋と前方突出、それに付随する股関節の相対的な伸展です。

これによって腸腰筋や前部関節包へのストレスと、大殿筋や外旋筋群の弱化が起こり得ます。

また骨盤後傾や腰椎平坦化による腰部筋群の弱化は、間接的に下肢全体の安定性にも関与します。

これらの改善のためには腰椎や骨盤の適切な運動性やアライメントが重要となりますが、これを可能にするには胸椎の可動性が重要であり、さらに、胸腰椎移行部の安定性が重要となります。

胸腰椎移行部は構造上、運動学的特性上、ストレスがかかりやすい位置であり、この部位の安定性は大切です。

このため、胸腰椎移行部にわたる下後鋸筋や脊柱起立筋群へのアプローチが重要となるでしょう。

また、腰方形筋は腰椎、肋骨、骨盤をつなぎ、さらに下後鋸筋とも筋連結があるとされるため、こちらへのアプローチも忘れてはいけません。

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