寛骨の癒合と遅延

寛骨は腸骨、坐骨、恥骨からなります。

これらは出生時にはまだ軟骨のままであり、出生後に徐々に骨化、癒合していきます。

骨化の中心的な時期は、主に思春期から出現し、15〜25歳の間に癒合し、寛骨臼は16〜18歳の間に結合すると考えられています。

しかし、こうした寛骨の癒合には遅延が起こり得ると言われており、この骨癒合の遅延は青年期や若年期における活動に悪影響を及ぼすおそれがあります。

例えば、10代での妊娠は産道を通過する際に胎児に外傷が加わる可能性があるとされ、危険であると考えれています。

さらに一般的なケースで言えば、急激な加速・現職を必要とするスポーツ、例えば短距離走やサッカー、バスケなどの競技者では特に注意を払う必要があります。

こうしたスポーツでは上前腸骨棘や下前腸骨棘、坐骨結節、坐骨恥骨枝といった筋付着部である骨突起に剥離骨折が生じるとされています。

したがって、こうした部に何らかの損傷が起きた場合には、以上の問題について考慮する必要があるでしょう。

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