骨量とカルシウム
骨基質はコラーゲンを主体とした有機基質に沈着したヒドロキシアパタイトはカルシウムとリンの複合体です。
体内のカルシウムの99%、リンの85%がヒドロキシアパタイトとして骨や歯といった硬組織に蓄えられています。
食事摂取基準におけるカルシウムの目安量は体内蓄積量、尿中排泄量と経皮的窒素損失量、吸収率による要因加算法で求められています。
ストレスが多いと精神的な緊張・不安・ストレスによるカルシウム吸収率の低下の可能性があることから、必要量が多くなる。
運動による骨代謝の亢進による体内蓄積量の増加、発汗に伴う経皮的窒素損失量の増加、精神的な緊張・不安・ストレスによるカルシウム吸収率の低下の可能性があることから、必要量が多くなる可能性が高いです。
おそらく800~1500㎎程度を目標とすればよいと考えられます。
カルシウム摂取量を増加する場合は、さまざまな食品の摂取量を増やす必要がありますが、特に乳製品や大豆製品が良いカルシウムの給源となります。
カルシウムの吸収率はけっして高くなく、年齢によっても異なり、成人女性における吸収率は最も吸収の良いとされる牛乳で約40%、小魚で約33%、野菜で約19%となっています。
この記事へのコメントはありません。