2つの主要なリラクセーション法

リラクセーション法にはたくさんの種類があり、その手法もまた様々です。

筋弛緩法の最も一般的な方法は、漸進的弛緩となります。

漸進的弛緩は、まず存在する筋緊張を「認識」し、「収縮」させた後、次にそれらの筋を「弛緩」させることによって、リラクセーションを図ります。

弛緩前の筋収縮の役割は、対象者が筋緊張に対しての感覚が鋭くなるよう、また弛緩した筋の感覚を認知することを学習するためだとされています。

この方法に慣れてくると、どんな状態からでも、筋群を完全に弛緩させることができると言われています。

弛緩前の収縮については意見が分かれており、疼痛のある場合は、疼痛症状を悪化させないよう、筋収縮の強度をコントロールすることが重要です。

もう1つ一般的に用いられる弛緩法はBensonの弛緩反応法です。

この方法は、弛緩反応の発生には4つの要素を必要とするという理論に基づくものです。

第1の要素は、静かな環境であり、外部へ注意が向かないことを念頭におきます。

第2の要素は、過度の筋緊張を減少させるような体位の選択です。

第3の要素は、例えば、単純な音声でも単語でも、ある言葉を反復をしたり思案するような精神活動です。

第4の要素は、安静を意識しようとせず、いまある状態を受け入れる受動的態度です。

Bensonによると弛緩反応は超越的瞑想に基づくもので、呼吸への集中、呼吸に合わせた言葉の反復、対象者の呼吸に合わせて動くと言われています。

弛緩反応は、疼痛を強調する交感神経系活動の減少により作用し、疼痛から集中をそらし、弛緩のより喜ばしい感情へと誘導します。

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