指の骨を鳴らすとどうなるか

ついついやってしまいがちな指や首の骨を鳴らす行為。

骨を鳴らすとよくないと言われますが、実ははっきり分かっていないのが現状です。

一般に、骨を鳴らしたときにでるこの音の正体は関節包内で起きた衝撃波だと言われています。

関節を曲げると、伸ばされる側の関節包の内部圧力が下がり、状態変化により滑液の中に気泡が発生します。

逆に、縮められる側の圧力は上がりますが、関節をさらに曲げていくと、圧力が高まった関節包内の滑液が、圧力の低い方に流れ込みます。

すると関節包内部の圧力が上昇し、気泡が消滅します。

その時の気泡音が衝撃波となって、関節包近辺の骨や靭帯・筋肉などを振動させ、ポキポキという音を発生するのです。

その衝撃は、骨や靭帯に損傷を与えることもあり、損傷を受けた骨や靭帯は、修復する際に肥厚(異常に厚くなった状態)すると言われています。

つまりポキポキと鳴らし続けると、そのたびに損傷し、修復しようとする力が働き、軟骨が肥厚することになります。

が、しかし2009年、アメリカのドナルド・L・アンガー氏は、60年以上にわたって左の指は鳴らさず、右の指だけ鳴らし続けたが両方に変化はなく、関節炎の症状は出なかったという研究結果を報告しており、議論の余地はありそうです。

硬くなった関節周囲のストレッチで心地良いと感じたり、音そのものが脳に快感を与えているという説もありますが、あまり鳴らしすぎないように、ほどほどにしておいたほうが良さそうです。

ではまた。

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