ヒトの体温調節機構

最近、寒くなってきましてね。
冷え性でお困りの方は、多いのではないでしょうか?

冷え性とは、特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部・大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことをいいます。

原因としては、ホルモンの変動とそれに伴う自律神経のバランスの乱れが考えられます。
また、間違ったダイエットも冷え性の原因になります。
これは、タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂肪などの摂取不足から栄養失調を生じるためです。
冷え性は女性に多く、女性は男性に比べて筋肉量が少ないことも原因の一つです。

人間はもともと体温が大きく変化する動物ではなく、気温が変化しても一定の体温に保とうとします。
私たちの体は、血液の流れる量を変化させたり汗をかいたりすることで、体温を一定に保つように調節されます。

例えば、皮膚から寒さを感じるとします。
その情報が脳の自律神経の中枢「視床下部」に伝えられ、ここから体温を一定に保つよう指令が出されます。
すると血管を縮めて血液をあまり流さないようにすることで、皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がしにくくします。
また、寒いと自然に体が震えますが、これは筋肉を震わせて体温を上げようとする反応です。

逆に暑くて体温が上がりそうな時には、血管を広げてたくさんの血液を流し、皮膚の表面温度を上げて熱を出したり、汗をかいて熱を逃がしたりするように調整されているわけです。

冷え性を根本的に改善するには、この体温調節機能を正常化することが大切なのです。

そのためには、過度なストレスや不規則な生活をして、自律神経のバランスを乱さないように気をつけましょう。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

閉じる