ローカル筋とグローバル筋
筋肉には、いろいろな分類をすることができます。
今回はそのいくつもの分類の中で、「ローカル筋」と「グローバル筋」の2つの分類について話していきたいと思います。
まず、ローカル筋はサイズ的には小さく、筋肉の中でも深部に位置ます。
役割としては、関節におけるそれぞれのパーツ(骨など)間の安定性を高め、骨などの過剰な並進運動を抑えてくれます。
これらの筋は、動作中の軌道の変位を抑え、骨などの過剰なずれも防ぎ、理想的な位置を促してくれます。
つまり、関節運動というよりは、関節運動の補助がメインとなります。
次に、グローバル筋は関節運動とその方向を生み出します。
またローカル筋と違って、筋長が大きく変化します。
低負荷の活動でも高負荷の活動でも働きます。
効率的な動作を行うには、ローカル筋とグローバル筋の両方が共に働くことが重要となってきます。
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