変化球の原理

野球やサッカーなどの球技全般には、必ず変化球が存在します。競技レベルが上がれば上がるほど、変化球はキレを増し、相手を翻弄する武器にもなっていますが、そもそもなぜボールが曲がるのでしょう。

投げられたもしくは蹴られたボールには、進行方向に対して反対に吹く空気抵抗が発生しています。スピンがかかっているボールにはその周囲にスピンの向きに沿った空気の流れができているため、空気抵抗に従う側と逆らう側ができます。これによりボールの周囲は、空気抵抗に逆らう側が”蜜”、空気抵抗に従う側が”疎”となり、より空気の圧が少ない”疎”の方にボールは流れていきます。これをマグヌス効果といい、変化球を語る上では欠かせません。

つまりボールの変化量を大きくしたければ、”蜜”側と”疎”側の差を大きくする必要があるので、スピン量を増やさなければいけないということです。反対に回転をさせないで変化させるナックルボールもありますが、それはまたの機会にお話しします。変化球は使えるようになると便利なものです。まずはその原理を知り、多彩な変化球を手に入れましょう。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

閉じる