健康投資のために!

飲酒はガンのリスクを上げる影響があると聞くと思います。

今回は、日本人の乳がんにフォーカスしてみていこうと思います。

飲酒の影響により、乳ガンのリスクが上がると言われています。

閉経前の女性が、飲酒頻度が高くなるほど乳ガンの罹患率が上がるという研究結果があります。

全くお酒を飲まない人に比べて、週5日以上飲む人で1.37倍と言われています。

閉経後の乳ガンと飲酒の関係は、週5日以上お酒を飲む人で1.11倍となります。

女性と飲酒の関係

女性と飲酒の関係というのは、

飲酒によって女性ホルモンであるエストロゲンの量が増えることがわかっています。

乳ガンとエストロゲンは密接な関係があり、エストロゲンが乳ガンの癌細胞の増殖を促すと言われています。

エストロゲンにさらされる期間が長いほどエストロゲンの量が多いほど、乳ガンの罹患率は上がる傾向にあるのです。

日本で乳がんの罹患率が昔に比べて上がったのは、初経年齢が下がったことと、女性の社会進出の影響で子供を持たない方が増えているからという社会的背景も関係しています。

初経年齢が下がることにより、エストロゲンにさらされる期間が長くなります。

そして、出産後はしばらくエストロゲンの分泌が抑えられるので出産の回数が多いほど乳がんリスクは下がるということです。

閉経後は、エストロゲンは皮下脂肪で作られると言われています。

閉経後の乳がんリスクは欧米人に比べて日本人は少ない傾向にあるのは、肥満の割合が少ないからです。

将来の乳がんリスクのため、飲酒量や飲酒頻度に加え、体重のコントロールにも気をつけていきましょう。

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