内臓脂肪と皮下脂肪の違い

肥満とは、脂肪組織が過剰に蓄積した状態をいいます。一般的に内臓脂肪とは腸間膜脂肪、大網脂肪など門脈系に存在する脂肪組織で、皮下脂肪とは異なり、直接肝臓に流入する脂肪組織です。従来、皮下脂肪が肥満との関連で問題にされていたのですが、近年では、門脈系に存在する内臓脂肪の蓄積は、糖尿病、高脂血症などの代謝異常や高血圧、動脈硬化性疾患を引き起こしやすいことが明らかとなっています。他の部位の脂肪組織が静脈を介して心臓に達するのに対して、内臓脂肪は、門脈を介して直接肝臓に達したり、他の脂肪組織に比べて特有の代謝特性を示します。

内臓脂肪は、過剰なエネルギーを取り込み脂肪として蓄積し、エネルギーの需要が生じたときにいち早く利用されやすい脂肪組織。

たとえば、内臓脂肪は、皮下脂肪に比べてカテコールアミン刺激に対して脂肪分解を起こしやすく脂肪分解が高く、内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて過剰なエネルギーをいち早く取り込み脂肪として蓄積し、かつほかの組織にエネルギーの需要が生じたときにいち早く利用されやすい脂肪組織といえます。内臓脂肪蓄積型肥満者に食事制限を伴った運動療法を行わせると、内臓脂肪は皮下脂肪肉に比べて減少しやすいことが知られています。脂肪蓄積部位の判定法としは、ウエスト・ヒップ比による判定による判定があります。この判定法では、主としてお腹から上に脂肪がたまる場合を上半身肥満といい、その体型かまた、お腹から下半身にかけて脂肪のたまるものを「下半身肥満」といい、その体型から「洋梨型肥満」とも呼ばれています。自分がどういったタイプなのかを知ることはダイエットをするうえでも重要になってきますね!

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