姿勢改善プロジェクト、始動!

フィジオが取り組む姿勢&柔軟性改善プロジェクト

姿勢の良し悪しは、どのような視点でみるのかによって異なりますが、美学的に考えると、単純に美しいことが重要です。

人間の姿勢や運動の美しさを考えるときの判断基準は、客観的な視点だけでなく、芸術的視点からも検討されます。

例えば、人間の運動の形式美を構成する要素として、つり合い、均整、プロポーション、律動、躍動感などがあります。

つり合いと均整は、バランスと対称性を意味します。

力学的にバランスのとれた姿勢は、安定を表す美として視覚に働きかけます。

対称性は、中央の基準線に対して、両側に同一物をおいた状態のことをいいます。

人体は正中矢状面に対して基本的には左右対称的な構造となっているのが美しいからです。

一方、機能的な姿勢からみると、先程基本的な左右対称であるといったところから少し視点をずらす必要があります。

例えば、内臓の位置などは左右で違いますし、髪型も左右対称とはいかない人も多いのではないでしょうか?

そう考えると、機能的な身体的特徴は左右対称ではないものをなるべき左右対称に整えていく作業になります。

そのためにはトレーニングが必要ですし、適切な柔軟性、たとえば適切な動き、歩き方などの学習も必要かと思います。

フィジオが行うコレクティブエクササイズは、1回のセッションで可動性や安定性、動作パターンの質に神経生理学的な正の反応を生じさせることに焦点を当てて行います。

目標は構造的な変化やパフォーマンスではなく、筋のトーンや長さ、張力を正常化し、自由度の高い動作を獲得することです。

これは、安定性、固有感覚、タイミングやモーターコントロールが基盤となっており、基本的かつ機能的な動作をにおける制限や非対称性を正常化させることに基づいています。

 

姿勢を正常化し、動きを正常化する。

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