CONCEPT

やりたいことがやりたいときにできる幸せを

やりたいことがやりたいときにできるように

トレーナーとしての運動療法、コンディショニングスキル、コーチングで

会員様の抱える課題を解決し

カラダとこころのコンディションを整える。

それがフィジオのミッションです。

海外旅行に行きたいけど、膝が痛くて歩くのが不安で行けない。

着てみたい洋服があるけど、もう少し痩せないと着れない。

頑張って練習はしているけど、なかなかいいパフォーマンスが出ない。

我々の生活にはカラダ、こころが障壁となってなかなかうまくいかない。

チャレンジしたくてもできないことがよくあるもの。

フィジオはそういったカラダやこころが原因になる障壁を

専門的なサービスで解決する。

すべてはお客様にお客様の人生を楽しんで頂くために。

そんなサービスの提供をフィジオは目指しています。

最高の施設で最高のトレーナーと共に目的に合わせた最適なトレーニングを。

フィジオは2013年もともとプロのアスリートのサポートをしていたトレーナーチームで一般の方向けに質の高いトレーニング&コンディショニングサービスを提供できないかということでお店を作ったところから始まりました。

いまでは多くのアスリートや芸能関係の方々、一般の運動愛好家の方からジュニアスポーツに励む方、障害者スポーツや高齢者のリハビリなど身体・健康に関わる課題、問題を抱える多くの方々に向けて、「身体機能を高め、やりたいことがやりたいときにいつでもできる身体を」をテーマに活動させていただいております。

そして2019年、新施設として本部を福岡市博多区住吉に移し、最高のトレーナー陣に最高のトレーニング環境を揃え、よりよいサービスが展開可能な新しい「PHYSIO」に生まれ変わりました。

専門店としてのパーソナルトレーニング&コンディショニングサービスはもちろんのこと、いつでも使えるマシンジム、グループレッスンが可能であるスタジオ、スパやサウナなど施設の完備も行い、より包括的にハイパフォーマンスを発揮できる環境が整いました。

「いかにしてその人の機能を最大限に引き出すことができるか」

トレーニングを行うときによく機能的かどうかを考えますが、この「機能」、いわゆる「ファンクション」とはどういうものでしょうか?

「機能」とは、その人が何者で何を必要としていて、どうしたいのかという根底があって初めて考えることができるものだと思います。

お客様各個人のニーズ、求めるものはそれぞれに異なったものであり、何を欲しているかもまた様々であります。

大事なことは絶対に必要な部分、いわゆる問題点の解決やその方のニーズを実現すべく、必要な要素を取り組むことの必要性を強調しトレーニングを行っていきます。
筋力をつけたいのか、体重を落としたいのか、うまく動けるようになりたいのか、痛みをとりたいのか。
お客様によって、求められるゴールは全く異なります。
我々はカラダの専門家としての知恵と技術を用いて、その問題に対して効果的なプログラムを組み、必要な知識を指導して、最短でゴールに向かっていただくためのシステムをご提供しています。

フィジオ福岡のパーソナルトレーニングの考え

御客様とお話していると「トレーニング」というと、やはり「筋力強化」というものが中心のように思われる方が多いかと思いますが、我々がまず最初に評価し改善するのは、「ヒトの身体機能の基礎にもなる基礎的な柔軟性、可動性、安定性、そして正常な動き」です。

まずは「可動性」。言葉の通り、動くかどうか。適切にカラダが動く可動域を出せるかどうかが、ヒトの運動において、しいてはパフォーマンスアップの観点からも障害予防の観点からも非常に重要なファクターとなっていきます。

そして次の「安定性」。可動性が確保されていることがわかれば、次はその可動域の中で安定させながら動作を行う、カラダを動かすことができることが求められていきます。可動域いっぱいに全力で動かすことが求められるのではなく、効率的にカラダを使うためには再現性高くカラダをコントロールする必要があるからです。「再現性高く」、つまりは自分のカラダをきちんと制御して動かすことが求められ、それを達成するためにはとめるところはしっかりととめて安定させながら、動かすところをしっかりと動かそうということです。いわゆるコアの安定性や動きの連動性が必要な要素となっていきます。

フィジオ福岡では、これら「可動性」、「安定性」の獲得を「コレクティブ・エクササイズ」を行うことで適切な動作の習得を目指していきます。
そしてカラダ本来の適切な動作の習得を進めた上で、筋力の強化、最終的には「筋出力」、いわゆるパワーの強化を行っていきます。

そして最後は「協調性」。言い換えるなら「コーディネーション」ともいいますが、うまく全体を連動させて動かすことを学んでいきます。いわゆるつけた筋肉を効率よく使い最大限に力を発揮できるような使い方を覚えたり、動きそのものの質は変えずに出力のコントロールを行えるようにしたりといった、神経-筋のリンク作業を行っていきます。

  • 姿勢科学
  • 呼吸科学
  • Mobility
  • Stability
  • 筋力強化
  • 運動制御
  • 運動学習
  • 協応性
  • コンディション

フィジオ福岡が考える姿勢


よい姿勢、わるい姿勢を判断する基準は、どのような視点でみるのかによって異なります。力学的には、姿勢の安定性、力の効率などが問題になり、形態学的には、脊柱、四肢の骨格、関節や筋の構造など、神経学的には神経筋の活動、運動生理学的には、疲労、循環やエネルギー代謝、心理学的には、性格、心理的状態などが挙げられます。また、美学からはプロポーションなどが要素として挙げられます。
どの姿勢が良いのかという判断基準ではなく、その方がどのような姿勢であることを求められるのかによって、適切な姿勢というものも変化していくものです。我々は御客様にとって最も求められる姿勢を導き出し、理想とする姿勢を構築するサポートをしています。

呼吸を制するものは世界を制す

呼吸は、1日だいたい2万回行っているといわれる運動です。様々な研究者が呼吸とコアの安定性に関するリサーチを行い、呼吸と最適なコアの安定性がいかに密接に関係しているかが認識され、最近ではたくさんのトレーナーやPTも現場で呼吸に関するエクササイズを積極的に取り入れるようになってきています。例えば、腹式呼吸によって正しく横隔膜を機能させることによって肩の可動域が著しく改善されることがありますが、これはおそらくこの骨盤―腰椎―胸郭のアライメントを整えることによって肩甲骨が正しい位置に収まり、特に僧帽筋下部や前鋸筋の安定性が高まることから起こる効果になります。
横隔膜の大きな役割は、肺胞内のO₂とCO₂の換気、そして体幹部深層部の安定性がありますが、もし正しい呼吸機能が何かしらの要因によって妨げられた場合には、当然安定性を犠牲にして呼吸が優先されることになります。つまり、呼吸が理想的な方法で行われなければ、コアの安定性にも支障をきたすことになってくるということです。まずは適切な呼吸ができているかの確認から行いましょう。

しっかりと動くか

「可動性」という言葉よりはむしろ「柔軟性」という言い方のほうが馴染みがあるかと思います。一般的に「柔軟性」という言葉は、定義自体は非常に曖昧な部分が多いのですが、「筋伸張性(Extensibility)」とほぼ同じ意味で用いられることが多いかと思います。いわゆる筋肉がどれだけ伸びるかどうか。筋をゴムに例えるならば、よく伸びるゴムなのか、あまり伸びない硬いゴムなのか、といった感じです。
また、筋伸張性の評価に関しては関節可動域によって評価することも多く、場合によっては関節可動性という要素も柔軟性には含まれているのだと思います。
この場合、関節可動域制限が筋伸長制限によってもたらされる場合にのみだと思いますが、一般的な使われ方は上記のような使用法になっていて、細かく分割すると「柔軟性」には「筋伸長性」と「関節弛緩性」があって、筋が伸びるかどうかという視点と関節が制限なく動くか、動かないかという視点で考えることのほうが多いかと思います。

一方、近年では「柔軟性」の他に「モビリティ」という言葉がよく言われるようになってきました。この「モビリティ」という言葉。語源は「Move+Ability」、つまりは「Movement Ability」を省略したものの考えというようにいわれており、「Movement=動作」「Ability=能力」と考えた場合、「動作能力」というように解釈するのがいいかと思います。この「動作能力」というものを考えると、「柔軟性が高い」は単に筋がよく伸びる、関節がよく動くというように考えるように、「柔軟性」では個別の筋の伸張性、関節の弛緩性を示しているのに対し、「モビリティ」は筋伸張性や関節可動性だけでなく、全体としての動き、いわゆる筋膜や靭帯、関節包などの結合組織や皮膚の動態など全体としての要素を含み、かつ安定して動くという筋の固定性、収縮性、発火頻度や発火タイミングなどの機能性なども含めた要素を含んだ「動きの質的要素」のことを「モビリティ」と考えるべきかと思います。

単に柔らかい、「柔軟性が高い」だけでは「モビリティが高い」とはいえず、「動きの質」いわゆる「モビリティ」が高いか低いかで考える場合は、「柔軟性高く、かつその柔軟性を制御して動けているかどうか」という「動的視点」で評価するということが大事で、フィジオ福岡ではこの評価をしっかりと行った上でトレーニングへと移行していきます。

コアスタビリティとは


コアスタビリティとは「運動連鎖の中で四肢末端に最適な力と動きの産生、伝達、制御を可能とする骨盤ー体幹の位置と動きを制御する能力」と考えることができ、身体の内的コントロールと重力に対する外的コントロールの関係を常に最適化できる骨盤ー体幹の能力であるとも考えることができます。このコアスタビリティの考え方を念頭に置き、障害を発生させないための身体つくりの中で重要なコンセプトになるのが、①「姿勢」「動作」「筋活動」の最適化、②至適な負荷強度、③個別性です。
トレーニングのプログラムを考える際には、対象者が有する機能性(可動性や安定性)を把握してエクササイズの種目と強度を踏まえたトレーニングプログラムを立案する必要性があります。
「姿勢」「動作」「筋活動」の相互間で生じている異常や非効率性というものは、さまざまな要素として身体活動にエラーをもたらす事が想定できるため、まずこの部分の正常化を目指すことが重要になるといわれています。
その上で、脊柱の可動性、骨盤ー肩甲帯などの十分な可動性が得られているということが1つの指標として重要になり、またその上で四肢の挙動に対して、さまざま起こりうるカップリングモーションに影響はされつつも体幹部のアライメントが大きく崩されないことが求められていきます。
フィジオ福岡ではコアスタビリティをトレーニングの基礎に置き、呼吸や姿勢というものを考えたトレーニングメニューをご提案しています。

筋力をつけるということ


運動を継続すると、身体の形態や機能に様々な変化が生じますが、それを「運動に対する適応」といいます。形態的な変化では、筋肉の肥大(筋線維の横断面積の増大)が例としてあげられます。ウエイトトレーニングを行うと筋肉が肥大しますが、これは大きな負荷に耐えられるように、身体が「適応」した結果といえます。また、運動により骨も太くなりますが、テニス選手などでは、非利き腕よりも利き腕の骨の方が太いことが知られています。機能的な変化としては、マラソン選手など持久的な運動を行う人では、心臓の1回拍出量が多くなるので、安静時の心拍数が低下します。トレーニングを積んだスポーツ選手の場合、安静時に副交感神経が一般の人よりも亢進することが知られています。結果的に、安静時の代謝は低く抑えられ、運動時のエネルギー発揮に備えているとされています。
練習を重ねてその種目の動作に習熟してくると無駄な動作がなくなったり、心理的限界(普通の筋力測定で得られる最大筋力)が生理的限界(真の最大筋力)に近づくことは、運動による神経系の適応と考えることができます。
フィジオ福岡では筋力トレーニングを筋肥大させるだけのトレーニングではなく、形態だけではなく機能的側面も考慮したトレーニングメニューのご提案をしています。

大きなパワーを発揮する能力は、ジャンプ・投げる・方向転換などを含む様々なスポーツ活動のパフォーマンスにおいて、必要な基本特性の一つです。スポーツにおいて、ごく短時間に大きな力を発揮する能力が必要とされます。高い力の立ち上がり速度を発揮する能力は、総合的な筋力レベルと大きなパワーを発揮する能力とに関連しています。高いパワー発揮能力に影響を及ぼす要素としては①大きな力を素早く発揮する能力②高い収縮速度を発揮する能力が挙げられます。筋の発揮することのできる力と、筋が短縮する速度との逆相関関係は力-速度関係で表されます。この曲線では、短縮性筋活動によって産生される力の大きさは、運動の速度が速くなるにつれて小さくなります。最大パワーは最大筋力と最大速度が相互にバランスが取れた状態で生じます。すなわち、最大パワー(ピークパワー)は最大速度でも最大筋力でも起こりません。つまり、パワー発揮においては力の立ち上がり速度がより重要となります。

 

どうカラダをコントロールするのか


我々が自由に身体を移動させ、手でものをつかみ、投げ、道具を作り、操ることができるのは、全身に備わっている多数の筋を空間的・時間的に協調して収縮させる結果であるといえます。このような運動の実行に直接的に関わる神経機構を「運動系」とよばれています。しかしながら、ここで大事なのは上位の脳からの種々の運動命令、そして、末梢からの感覚入力が関与した上で運動が起こることを忘れてはいけません。進化の過程で運動ニューロンの活動を制御するために最初に発達したのは「反射」であり、これは種々の感覚入力に対して必要最小限の神経結合を利用し一定の反応で応えるものになります。そして、進化が進むにつれて運動を全身的に統合して制御する必要が増し、より高位レベルの運動中枢機構が発達してきた経緯をもちます。
それが脳幹に端を発する網様体脊髄路、前庭脊髄路や大脳皮質運動野からの皮質脊髄路などの下行伝導路がこれの代表的なものです。また大脳基底核や小脳は大脳や脳幹にある上記の運動ニューロンを直接的に支配する伝導路は持っていないこともわかっています。しかしながら、これらも運動系に含まなければいけないのは、大脳基底核や小脳は大脳、脳幹の運動中枢と密接な相互関係をもち、それを通じて運動ニューロンの活動制御を司っているからと考えられます。大脳基底核、小脳では抑制性の運動ニューロンが働くことがわかっていて、いわば運動系の黒幕的な働きをしているということです。

このように「運動系」をコントロールしている脳は多岐にわたりますが、日常の目的にあった運動を実行するためには以下のことが大事であると考えています。一つは、制御情報としての感覚入力が極めて重要な役割をしているということ。感覚-運動の統合作用「sensori-motor integration」と言われますが、これが本当に大事であろうと思います。もう一つは「運動系」の背後には大脳皮質連合野を中心とする広範な機構が存在し、随意運動の動機付け・運動プログラムの作成に関与していること。これがあるからこそ、どうしたい、どう動かすのかなどの動機付けや動作選択が起こるからです。
フィジオ福岡のトレーニングではこの2つのポイントを考慮したトレーニングメニューをご提案しています。

新しい動作を習得する


スポーツを行ううえで、遠くへ飛ばす技術や早く投げる技術、正確に飛ばす技術を練習することはパフォーマンス向上のうえでかかせないものです。こういった練習をするということには、適切なフォームや理にかなった動きを学習するということ、つまり「運動学習」がその根底に存在します。
運動学習とは、「巧みな課題遂行の能力を比較的永続する変化に導くような実践あるいは経験に関係する一連の過程である」と言われています。そしてこの運動学習の過程は、「認知段階」、「連合段階」、「自動化段階」に分けることができます。一般に「認知段階」では、何を行うかを理解し、言語的に戦略を考える段階、「連合段階」では、どのように行うか、様々な戦略が試され試行錯誤する段階、自動化段階では、手続きは自動化され、注意は減少し言語は不要になる段階のことをいいます。自動化の段階では「内的因子(自己)」ではなく、「外的因子(ボールやラケットなど自己ではない他のもの)」に意識を向けることでより動きが自動化、結果として洗練された動きの表出が可能になっていきます。さらに環境や課題のバリエーションを変化させても、一貫したパフォーマンスが行われるようまた繰り返すというのが運動学習の基本的な流れになっていきます。
トレーニングの中でことさら段階を踏む際に、この運動学習のプロセスは非常に重要なものとなっていきます。

協調して動く


人間発達におけるコーディネーション能力を高める運動は、「スポーツを楽しめる器用な身体に育てること」に通じるとされ、「コンディション能力」を高める体力づくりに偏りがちな傾向を是正するためにも非常に注目されている考え方になります。この「コーディネーション能力」とは、神経系による運動の調整能力をコーディネーション(協調性、協応性)能力と定義され、 コーディネーション能力は「神経系が知覚情報に応じて動員する筋を組み合わせ、それらの出力を適切に制御する力」、つまり身体動作に伴ういくつかの神経や筋肉群の同時的・共同的使用の機能であり、随意運動を目的に合わせて調整していく能力と理解されています。体力的要素ではなく、感覚モダリティがもたらす情報を統合し、うまく調整・制御すると能力を「コーディネーション能力」とよび、その能力をトレーニングするのがコーディネーショントレーニングと考えるのがいいかと思います。
素早く動いたりバランスをとるのが上手であったりリズムに合わせて体を動かすことが得意だったり・・・とヒトの動きの巧みさに隠されているのが、この「コーディネーション能力」であり、動きやパフォーマンスを合理的かつ効果的に発揮するのに重要な能力であると考え、トレーニングの中に落とし込んでいくことが重要だと考えております。

体力的要素の発達


人間発達の概念では、人格形成とともに身体の発達も含めるのが現在の考え方ではよくみられるようになってきました。いわゆる体力的要素の発達も評価していくことが求められてきているということですが、ここでいう「体力」というとどちらかと言えば、運動を伴う行動体力の中でも、筋力、持久力、パワー、スピード などを連想しがちではないでしょうか?一般的に運動して鍛えようというのはこのようなものが多いと思いますし、これらは総称して「コンディション能力」といわれる範疇のものになります。
「体力」はもちろんあるほうがいいわけですが、成長曲線というものも踏まえて、その個人にあったトレーニングプログラムをご提案しています。

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