フィジオ福岡が行う野球選手向けパーソナルトレーニング＆コンディショニングではスポーツ科学的知見を基盤にして、そこから発展させた独自の視点からトレーナーとしてのサポートを行っています。私たちのトレーニング＆コンディショニング指導は、効率的な理にかなった身体の動作を指導し、選手が本来持つ力を最大限に発揮できるようサポートすることを目的としています。そのため、指導の範囲はトレーニング指導やケアのみならず、ピッチングやバッティングのフォーム、立ち方、歩き方といった基本的な身体の動作にも及びます。

また、選手に身体の知識を身に付けさせていくことで、指導者の意図を科学という別の側面から選手に伝え、さらに深く理解させることができます。選手がより効率的に技術を習得するために、指導者がより効果的な指導を行う、そのサポートできるよう全力で取り組んでいます。

トレーニング指導と聞くと、ウェイトトレーニングを連想する方が多いと思います。大きな体を作る、筋肥大を起こす、その目的のためにウェイトトレーニングは優れた方法の一つです。しかし一方で、ウェイトを始めてから体が動かしにくくなった、柔軟性が落ちた、という声も聞かれます。では、本当にこのような弊害はウェイトトレーニングがもたらした物なのでしょうか？ウェイトトレーニングの弊害の多くは、ウェイトトレーニングそのものに問題があるのではなく、個々のトレーニングが、どのように身体が動いてどのような影響が出るのか、バイオメカニクス的に正しい知識が足りないために起こってしまうことが殆どです。

フィジオ福岡ではトレーニングで、筋肉、パワー、筋持久力、スピード、バランス等の向上に取り組み、単に力発揮の大きさを鍛えるのではなく、状況に応じて適切に筋活動をコントロールする能力も鍛えていきます。現在の持っている筋力、可動域、柔軟性、身体の使い方、フォームなどをどれだけ理解し、又、どれだけ正しく使えているか、どのくらい身体のケアが出来ているのかを把握する。この作業を実績・経験豊富な専門知識を持ったトレーナーがトレーニング指導・コンディショニングの提供していきます。

1. 特異性・非特異性トレーニング

このサービスでは、野球選手のパフォーマンスを最大化するために、特異性トレーニングと非特異性トレーニングを組み合わせています。特異性トレーニングは、実際の競技に直結する動作（バッティングやピッチングなど）を強化します。一方、非特異性トレーニングは、全般的な身体能力（筋力、柔軟性、持久力など）の向上を目指します。これにより、選手は試合で必要な技術と身体能力をバランスよく向上させ、怪我の予防や長期的なパフォーマンス向上を図ります。シーズンに応じたトレーニングプログラムを提供し、効果的な成長をサポートします。

2. 遅延性変性転換

遅延性変性転換は、オフシーズンに強化された一般的な運動能力を、実際の野球パフォーマンスに移行させるためのプロセスです。オフシーズンには、筋力や持久力、柔軟性を高めるトレーニングが行われ、シーズン中にはこれらの能力を実戦的な動作に変換するための特異的トレーニングが行われます。このサービスは、選手が競技中にこれらの能力を最大限に活用できるように設計されており、シーズン中のパフォーマンスを効果的に向上させることを目指します。

3. ウォーミングアップ

ウォーミングアップは、スポーツパフォーマンスを最大化し、怪我を予防するための重要な準備段階です。このサービスでは、アクティブウォームアップを採用し、動きながら体温を上げ、関節の可動性を高める方法を取り入れています。動的ストレッチやモビライゼーションエクササイズを通じて、筋肉と神経系の連携を促進し、反応速度や運動精度を向上させます。特に野球においては、肩や腰などの重要な部位をしっかりと準備することで、最高のパフォーマンスを発揮できる状態を作り出します。

4. フィジカルトレーニング

このサービスでは、野球選手の基本的な動作を支える筋力とコントロール力を向上させるため、ゴブレットスクワットやケトルベルスイングなどのエクササイズを提供します。特に投手に対しては、肩の強化や投球に関連する筋群のトレーニングが重点的に行われ、パワーの向上と障害予防が図られます。また、全身の連動性を高めるトレーニングも実施し、効率的で力強い動作ができるようサポートします。これにより、長期的な競技パフォーマンスの向上を目指します。

5. 投球障害予防

投球動作は肩や肘に大きな負担をかけるため、このサービスではこれらの部位に対するリスクを最小限に抑えるためのトレーニングを提供します。特に肩の安定性を高めるエクササイズや筋膜リリーステクニックが重視され、オフシーズンには肩のリハビリテーションに力を入れます。これにより、選手は正しいフォームで安全に投球を行い、シーズンを通じて高いパフォーマンスを維持できるようになります。

フィジオ福岡では、野球選手向けのパーソナルトレーニングとコンディショニングを提供し、中学生や高校生のパフォーマンスアップ、球速アップ、障害予防に力を入れています。まずは基礎的な身体能力を強化することが重要です。これには、筋力、柔軟性、体幹の安定性を高めるトレーニングが含まれます。これにより、選手は競技に必要な体を作り上げ、競技パフォーマンスを向上させることができます。

フィジオ福岡のトレーニングでは、スクワットやランジなどのエクササイズを通じて下半身の強化、コアトレーニングで体幹の安定性を向上させることができます。これらの基礎能力の向上は、投球やバッティング時のパフォーマンスアップに直結します。特に中学生や高校生の成長期には、身体のバランスを整え、適切なフォームで動作を行うためのトレーニングが重要です。

また、股関節の柔軟性と外旋筋の強化により、地面反力を効率的に活用し、球速アップを目指すことができます。呼吸トレーニングを通じて体幹の安定性を高め、長時間のプレーでも安定したパフォーマンスを維持できるようになります。これにより、選手の競技能力が向上し、怪我の予防にもつながります。

フィジオ福岡のプログラムは、個々の選手に最適なトレーニングを提供し、成長と共に持続的なパフォーマンスアップをサポートします。中学生、高校生の野球選手が競技で成功するための基盤を築きます。