独自の視点でお届けするフィジオ代表トレーナーが考える福岡のおすすめパーソナルトレーニングジム5選
フィジオの開業が2013年。お店を運営しながら多くのトレーナーさんと仕事現場や研修会などで顔を合わせつつ、いろいろなトレーニングの考え方や人柄をみてきました。福岡を考えれば、2016年くらいから、ダイエット・ボディメイクブームがはじまり、次第にマンションの一室などで営業するパーソナルトレーニングジムが乱立し始めてきました。今では福岡市の中心街にはテナントビルやマンションの一室など、業界人でも把握しきれないほどの数に増加しています。
我々が営業を始めた時から見ると、トレーニングの普及という意味では業界的にはとても良いことと思ってみておりますが、数が増えるということはコモディティ化していって、実際にはどこが良いのか、どんなサービスがよいのか、何が正解なのかという問題とともに、いわゆるサービスの質の低下や胡散臭いサービスも増えてくるというもの。
今回はそのあたりも含めて、業界全体を長く見てきたフィジオ代表トレーナーの廣瀬が独自目線で申し訳ないのですが、福岡におけるトレーニングジムの考え方や自分個人がおススメするジムの選び方、そのうえでおすすめできるジムをご紹介できればと考えております。多少の忖度が働くことは承知の上、でも実際にはこうじゃないかという話もしながら、ご紹介できればと思います。
ご紹介にあたり、勝手に各社のご紹介をさせていただくこと、誠に申し訳ないと思っていますが業界発展のためとご容赦くださいませ。
フィジオ代表廣瀬の自己紹介
まずはじめに、お前は何者ぞ、と思われないように誠に請謁ながら私のご紹介をさせてください。
今回ご案内させていただく私ですが、フィジオの代表トレーナーをしております廣瀬と申します。1982年生まれの2024年現在42歳のどさんこトレーナーになります。(実は北海道の出身です)
高校まではプロ野球選手を目指しつつ、野球に打ち込むも高校で大きな怪我により競技の続行を断念。大きな手術を経験したことで、リハビリや身体強化に興味を持つのがちょうどこの時です。
そのため、大学ではスポーツ医学やトレーナーになるための勉強をしようと、国立は筑波大学、私学で早稲田大学を受験し、最終的には野球のトレーナーがしたいということで早稲田大学人間科学部スポーツ科学科に進学します。大学ではスポーツ医学、トレーニング科学を中心に学びますが、特に興味を持ったのはスポーツバイオメカニクス、脳の研究などの神経生理学の分野。
今考えれば、各分野において非常に有名な教授陣のもと、広くそして深く学び研究に明け暮れた学生時代が今の自分を形成したといっても過言ではないかと思います。
また、北海道出身の自分がなんで福岡にとよくお客様にも聞かれるのですが、そこの理由を次に紹介すると、大学時代早稲田大学硬式野球部の学生トレーナーとして活動したことがきっかけです。
早稲田の野球部といえば、六大学野球の超名門であり、どうせやるなら早稲田野球部でトレーナーをという想いで早稲田大入学を決めたので、この流れは必然でしたね。
自分の時代は、和田毅選手(現ソフトバンク)、鳥谷敬選手(元阪神)、青木宣親選手(現ヤクルト)といったそうそうたる面々が在籍し、そういった部員150名程度をトレーナー3名で管理するというなかなか過酷な生活をしておりました。その分、責任感も知識も経験もとてつもなく得られた時代でした。
そして先輩トレーナーの勧めもあって大学2年時には夜間で理学療法士養成校の専門学校にも入学。ただでさせ過酷の生活の中にダブルスクールを送るという過酷な日々。トレーニングだけではなく、治療技術なども含めた今の自分のあり方を決定した時期でもあります。(ただ大学と専門学校のテストが被るときはやばかった・・・)
そんなこんなで大学を卒業し、夜間4年生のため、もう一年理学療法の専門学校に通い、国家試験も通過していよいよ理学療法士の免許は取るのですが、その時に福岡で和田投手のトレーナーをしている先輩トレーナーから福岡で会社つくるから来いとのお誘いが。というわけで23歳の時に福岡に来ました。
最初に設立した会社は、「野球選手のためのトレーニング&コンディショニング」を提供する会社。
本部が福岡なので、ホークスの選手を中心に、早稲田時代の先輩や後輩も多くプロになっていたのでそのあたりのサポートをしつつ、大学野球や高校野球のサポートなど、野球専門として全国をまわりトレーナー活動を行う日々でした。北京オリンピックのサポート、第1回WBC出場選手のサポートなど、野球界ではいろいろと活動していたと思います。
ただ野球だけというのはどうなのかなという思いもあり、2011年に独立、個人でトレーナーの活動をしつつ、2013年フィジオ福岡を設立という流れになっております。
フィジオ設立後は野球選手のサポートよりはプロゴルファーのサポートが多くなり、マスターズなどの有名な大会へのサポートやオリンピックのサポートなどもさせていただきました。その他多くのアスリートをはじめ、一般の会員様のコンディション管理を中心に活動しております。
こんなわたくしではありますが、福岡でもトレーナー生活も20年近くなり、いろいろ変遷をみてきたものとしてかなりな独自視点にはなりますが、フィジオ以外でもお勧めのジムをご紹介させていただきます。
Bodyprovite Proof
「Bodyprovite Proof」は、福岡市中央区那の川にあるパーソナルトレーニングジムで、体の自然な機能を回復させることに焦点を当てています。このジムでは、一人ひとりのニーズに合わせたトレーニングプランを提供し、姿勢改善や動作の再教育を通じて、ケガの予防や運動パフォーマンスの向上を目指しています。特にアスリート向けのトレーニングや、日常生活での動作の改善に力を入れており、身体チェックプログラムやセミナーなども実施しています。
オーナーの御厨さんは元々フィジオでトレーナーをされていた方、とてもまじめで勉強熱心なトレーナーです。
このジムの魅力は、単なる筋力トレーニングにとどまらず、体全体の機能を整え、長期的な健康とパフォーマンス向上をサポートする点です。また、指導者向けのセミナーも行っており、トレーナー自身が最新の知識を学ぶ機会が提供されています。個々の体の状態に合わせたきめ細やかな対応で、顧客が自分の体と向き合い、理想的な状態に近づけるためのパートナーとして高い評価を得ています。
元同僚ということで忖度したわけではなくて、トレーナーとして信頼できる方なのでまずご紹介させていただきます。
HPはこちら:https://bodyproviteproof.wixsite.com/bodyproviteproof
パーソナルトレーニングジムPBM
PBMは、最先端のリハビリテーションとフィットネスを提供する施設であり、お客様一人ひとりの身体の状態に合わせた最適なトレーニングとケアを行っています。身体の不調を改善し、健康的な生活をサポートするために、理学療法士や専門のトレーナーが常駐しており、個別のプランニングを行うことが特徴です。お客様の目標に合わせたパーソナライズされたプログラムを提供し、機能回復や運動パフォーマンスの向上を図るとともに、けがの予防や再発防止が得意なジムになります。
PBMは、リハビリだけでなく、ボディメンテナンスやコンディショニングを通じて、アスリートから日常生活で体を動かしたい方まで、幅広い層に対応しています。また、施設内は最新のトレーニング機器を完備しており、快適な空間で効果的なトレーニングを行うことが可能です。特に、体幹トレーニングやバランス改善に注力しており、持続的な成果を追求するためのサポートが充実しています。
さらに、PBMでは、運動指導だけでなく、栄養面でのアドバイスも提供しており、トータルヘルスケアを目指しています。お客様の健康状態やライフスタイルに合わせた食事指導を通じて、内側からも体を整えるアプローチを取り入れています。PBMでのトレーニングは、単なるフィットネスに留まらず、長期的な健康維持と質の高い生活の実現をサポートしています。
代表の小西さんの想いのもとに、地域に根差したサービスを展開しているジムになります。創業はフィジオと同じくらいなので、ともに福岡のパーソナルトレーニング業界を歩んできた同志みたいな感じだと勝手に思っています。
PBMのHPはこちら:https://www.pbm555.com/
DEFINI
DEFINIは、すべての方々が持つ個々の目標や挑戦をサポートする、完全予約制のプライベートトレーニングサロンです。パーソナルトレーナーは、お客様一人ひとりが理想とする姿を実現するため、丁寧なカウンセリングを行い、最適なトレーニングプランを提供します。年齢やライフスタイルに関わらず、全ての方が自分の身体を大切にし、長く健康的な生活を送るためのサポートを目指しています。
予防医学の重要性が高まっている現代、運動は単なる体づくりに留まらず、年齢を重ねるにつれてリハビリの一環としても必要不可欠な要素となります。DEFINIでは、機能低下を予防しながら、身体のコンディションを整える方法を学ぶことをおすすめしています。健康なうちからの取り組みはもちろん、今まさに健康に不安を抱えている方にも、最初の一歩を踏み出すためのサポートまで幅広く提供してくれるお店です。
オーナーでトレーナーの青木さんはとても勉強熱心な方ですし、人柄もよく寄り添って皆様の目的に合わせたサービスを提供しているとても信頼できるトレーナーさんです。大濠公園の近くという立地も素晴らしい店舗ですので、おすすめです。
DEFINIのHPはこちら:https://defini.jp/