温泉などを有効に使ってみませんか?

現在リハビリテーションでは、水を使った水治療法があります。
これは、水の熱伝導や浮力、抵抗、静・動水圧といった特性を利用し、用途に応じて様々な生理的効果を狙うことができます。
効果は、加温や冷却、荷重の減少、筋力強化などがあります。
その中でも、大きく分けて3つ紹介します。

1つ目は渦流浴・気泡浴です。
渦流や気泡発生装置により、対流による温熱・寒冷効果や動水圧によるマッサージ効果が得られます。
実施方法としては、温水浴の場合は38〜42度の温水、冷水浴の場合は15以上の冷水を用いる。

2つ目は交代浴です。
温水浴よ冷水浴を交代で行うことで血管の拡張・収縮が繰り返され、抹消循環の改善につながる。
実施方法は、温水浴を長く冷水浴を短くし5分と2分もしくは4分と1分の割合で行い、温水浴から始め温水浴で終わるようにする。

3つ目は水中運動です。
荷重時痛を伴う疾患や荷重制限が必要な時期のリハビリテーションとして、浮力により荷重を軽減できる水中運動は有効な運動手段となる。水の抵抗を利用した筋力強化が可能であり、同時に静水圧による静脈還流の改善も得られます。

これらのことは、リハビリセンターなどではなく、温泉施設でも可能なことだと思います。2つ目に関しては、自宅のお風呂でもシャワーを使って可能です。ぜひ試してみてはいかがですか?

 

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