試合前のカフェイン

カフェインには覚醒効果、脂肪燃焼効果、興奮効果、運動能力向上効果などさまざまな効果があります。

筋トレやダイエットにも使われるカフェインですが、どのようなものをどの位取れば良いかなどのメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

スポーツの試合でカフェインの効果を得る場合は、試合前30〜60分にカップコーヒー2.5杯ほどのカフェインを取るべきとされていますが、大量に摂らなくても効果が出るとされています。

持久系競技においては1.5~4.0%程度の持久力が増加し、瞬発系競技でも効果があらわれたとされています。

ほかにも、脂肪の分解を進めグリコーゲンの使用をセーブします。

脳や中枢神経系にも影響を与え集中力の増加や疲労を感じにくくするほか、筋収縮機能が上昇します。

デメリット

デメリットとしてまず、1000mg以上のカフェインを取ると禁止物質とされます。

また、多用しすぎると感受性が弱くなりいくら摂取しても効かないという人も出てきます。

カフェインは胃液の分泌促進における内臓機能の低下、血圧や心拍数の上昇、頭痛、不安や苛立ち、疲れがわからないなど多くのデメリットを引き起こします。

また、一般的には不眠症や睡眠障害や利尿効果があり、健康を害したり、体水分量の現象を引き起こしたりと脱水症状を引き起こす要因にもなります。

しかし、コーヒーやコーラなどカフェインが入っている飲み物と水では体内に残る水の量の差があまり変わらないため、利尿効果はないかもしれません

 

 

カフェインには多くのメリットがあるがデメリットはしっかりと考えて使用していきましょう。

 

 

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