皆さんは食事を何を基準に終えてますか。
出てきた料理がなくなったら終わり、カロリー計算をした一回分の量を食べたら終わりなどあるでしょうが、お腹いっぱい、つまり満腹になったら終わりという方も多いのではないでしょうか。
ですが満腹になっても満足せず食べすぎてしまう人もいれば、腹八分でも満足して食事を終えられる人もいます。
この違いは何でしょうか。
今回は人がどんな状態になったら満足し、食べ過ぎを防げるのか考えていきます。
満足するためには
食事という行動を通して人が満足するためには必要な要素は2つあります。
1つ目はエネルギーの充足です、摂取したカロリーを脳の視床下部が受け取り満腹感を呼び起こすこと。
2つ目は心の充足で、美味しいという報酬を脳の側坐核が受け取り満足感を感じることです。
この2つのバランスは人により異なりますがついつい食べすぎてしまうのは2つ目の心の充足が不足しているケースが多いようです。
この原因の代表的なものにながら食べが挙げられます。
テレビやスマホを見ながら食事をする、仕事をしながら食事をする、忙しい日を過ごしていると誰しもやってしまう時があると思います
本来ならば満足するはずの一人前の食事をとっても満足せず、自分でも不思議に感じることもあります。
満足度を生むために
では満足感を高めるためにどうすればいいでしょうか。
まずながら食べをしている人はながら食べをやめて食事に専念してみましょう。
普段は見落としている味や匂い、食感などの刺激が満足感を高めてくれます。
ゆっくり味わうことが大切ということですね。
そうすると血糖値の急激な上昇も抑えられるので、なお太りにくくなります。
もしながら食べをしている人は一度試して見てください、普段感じてない満足感が経験できるかも知れませんね。