運動後過剰酸素消費|フィジオ福岡 トレーニング効果

運動でため込んでしまったエネルギーを消費しようと日々ウォーキングやランニング、さまざまなエクササイズなどに取り組んでいる方は多いかもしれません。
しかし、運動中の消費だけでなく、運動後も代謝がありエネルギーの消費が続くとしたらうれしいですよね。

運動後の代謝が上がるEPOCとは

EPOC(Excess Post-exercise Oxygen Consumption)とは、日本語では「運動後過剰酸素消費」と訳され、運動後に酸素消費が増えることを意味します。運動中に十分供給されなかった酸素を取り戻そうしている間にも、エネルギー消費していくのです。EPOCが長続く程代謝が上がるのですが、運動の種類によってもEPOCの継続する時間が異なります。高強度のトレーニングを長時間行うほどEPOCは長くなるといわれています。

H3見出しb

よく比較される、筋力トレーニングと有酸素運動を比較してみると、30分の筋力トレーニングではEPOCは38時間ほど続くといわれており、30分の有酸素運動では約45分で終わるといわれています。有酸素運動ではやってる間はカロリーと体脂肪を消費していきますが、そのあとの消費量は少ないわけです。筋トレの後は1~2日も代謝が高く脂肪燃焼の効果が続くわけです。なので運動後も代謝の代謝の上がった状態を維持して省エネ体質を目指したいのであれば、しっかりと筋力トレーニングをする方がおすすめといえます。筋力トレーニングは苦手という方もいるかもしれませんが、これだけ効果が継続するのであれば試す価値はありそうですよね。

関連記事

  1. 遠心力とコリオリ力|フィジオ福岡 運動と物理学

  2. サルコメニア予防と有酸素運動|フィジオ福岡 高齢者向けトレーニング

  3. 素早い反応を可能にするためには|フィジオ福岡 反射速度を考える

  4. 運動における「触覚」の役割とは | フィジオ福岡 固有感覚受容の重要性…

  5. 全身持久力の評価尺度 AT/LT

  6. クロストレーニングとは

閉じる