瘢痕組織について

人間の体は外傷が起きるとそれを早期に解決するためにさまざまな反応が起こります。

外傷の際に増殖する線維性結合組織である肉芽組織もそのひとつです。

肉芽組織は基本的に炎症が消退するまでに立ち消えますが、その過程において毛細血管の退行、遊離細胞の消失、コラーゲン繊維の増殖、基質の変性などといった変化をきたし、瘢痕組織となります。

この瘢痕組織をいかに正常な皮膚同様なものとするのかが重要になります。

というのも瘢痕組織は皮膚や関節の動きを制限するため、その周辺部位の不具合やそれを代償する他の関節や筋の問題を引き起こす可能性があるからです。

瘢痕組織は継続的なストレッチにおいてある程度の改善が見込めるとされており、適切な方向への筋活動と合わせて行うことも重要だとされています。

もし手術や大きなケガをしたことがあってその部位の動きづらさを感じている人はもしかしたら瘢痕組織の影響かもしれません。

改善にあたってみてはいかがでしょうか。

関連記事

  1. グロインペイン症候群 | フィジオ福岡 スポーツ障害

  2. 膝にみる膝窩筋の動的制御機構|フィジオ福岡 膝の動的安定化機構

  3. ディトレーニングと筋萎縮|フィジオ福岡 筋力低下の科学

  4. 末梢神経損傷に対する運動療法の可能性|フィジオ福岡 末梢神経損傷と運動…

  5. ハムストリングス肉離れとその既往歴|フィジオ福岡 ハムストリングスの肉…

  6. 下肢運動制御システムにおける股関節の重要性|フィジオ福岡 下肢のコンデ…

閉じる