外反母趾と内反小趾

自分の足の形を見てみると、真ん中3本の指は変形している人は少ないと思いますが、親指や小指が曲がっている人はそんなに少なくないと思います。

親指が人差し指の方に曲がりすぎているものを「外反母趾」、小指が外側に曲がったものを「内反小趾」と言います。

この二つは、足の指によく起こる疾患で進行しすぎると手術の可能性も出てきます。

今回はこの二つの疾患になる原因と、そのリハビリをご紹介します。

外反母趾

外反母趾は、第1MTP関節(親指の付け根)で基節骨が中足骨に対して外反・回内することによって中足骨頭が突出し軟部組織の肥厚が見られるものです。

正常範囲として中足骨と基節骨がなす角が14度とされており、30度未満が軽症、30〜39度が中等度、40度以上が重症とされています。

関節弛緩性が高い女性の方がなりやすく、外的要因として履いているものが合わないことや体重が急激に増加したなどがあり、特に履き物が原因のことが多いです。

外反母趾は日本では靴を履く文化が浸透し始めてから発生率が高くなっており、特にヒールを履く女性に多いです。

ヒールを履くとなりやすい原因として2つあって、1つ目はヒールはつま先が細いため外反母趾を助長すること、2つ目はヒールが高いことによって足の指に負担がかかることが挙げられています。

よって、ハイヒールは外反母趾製造機といっても過言ではありません。

リハビリとしては、足趾じゃんけんやタオルギャザー、Hohmann体操、ストレッチ、テーピング、姿勢改善、インソール(足底板)などがあります。

開張足と関連があると報告されているため、ストレッチを行うときは、横アーチを作るようにスクイーズしながらストレッチすると有効的です。

内反小趾

内反小趾は第5MTP関節で内反し、第5中足骨が外側に突出している変形です。

正常範囲として、中足骨と基節骨がなす角が14度以下とされており、それ以上で内反小趾とされています。

また、第4中足骨と第5中足骨のなす角が正常ですと6.5〜8度とされていますが、内反小趾だとそれ以上になっています。

原因としては、履いている靴があっていないことや歩き方が悪い、O脚、内股の人に多く見られます。

O脚の人がヒールを履くことによって、小指側に体重がかかり、小指がだんだん内に押し込まれていく形となります。

リハビリとしては、足の指のストレッチや小趾のHohmann体操、タオルギャザー、テーピング、姿勢改善、インソール(足底板)などがあります。

ストッキングは内反小趾を助長しやすいので着用方法には注意が必要です。

 

足から治していき、美しい体を手に入れる準備をしましょう!

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