よく眠れない・・・

睡眠は人生において3分の1を占めていると言われています。

しかし、寝ても疲れが取れなかったり、寝つきが悪かったりと睡眠時の悩みがある人は多いのではないでしょうか?

今回は睡眠時の悩みをどうしたら解消できるのか書いていきます。

寝ても疲れが取れない・・・

いっぱい寝たのに朝起きたら全く疲れが取れていない経験をしたことがあると思いますが、これは自律神経のバランスが崩れている場合によく起こりがちです。

自律神経は昼間は交感神経が優位に働き、夜間は副交感神経が優位に働きます。

しかし、自律神経のバランスが崩れてしますと夜間に交感神経が優位にならず、睡眠の質が低下し、疲労が抜けにくくなります。

解決策としては起きる時間を一定にすることです。

起きる時間を一定にすることによって、メラトニンなどの睡眠に関わるホルモンの分泌を助け、体内時計を安定させることができます。

また、起きる時間を一定にすることによって朝日を浴びる機会が増え、これも体内時計を安定させる要因になります。

休日の起床時間も大切で、普段の起床時間とあまりずれが生じないようにすることが大切です。

休日に寝溜めをしてしまう場合もあると思いますが、これも体内時計を狂わす原因となってしまいます。

どうしても休日に眠たくなってしまう場合は、昼食を取った後に15分以内の昼寝を取り入れることで解消できます。

昼寝が長すぎたり午後3時以降に行ったりすると、夜の睡眠に悪い影響を与えるため、昼食を取った後に15分という短い時間の昼寝を入れることをお勧めします。

寝つきが悪く、眠れない・・・

寝つきが悪い原因として考えられるものは、環境の問題であったり、体内時計か乱れていたりと色々なことが考えられます。

環境が整っていないと当然良い眠りにはつけませんし、体内時計が乱れていると副交感神経が夜に優位にならず、寝ずらくなります。

解決策として、寝る前にお風呂に入ったり、サウナに入ったりすると副交感神経が優位になるためスムーズに寝ることができます。

それに加えて、テレビやスマホを寝る1〜2時間前に見ないことや室温を25℃、湿度を50%ほどにすることでも寝つきやすくなります。

お風呂に入ると体が温まり、お風呂から上がると放熱で体から体温が奪われていきますが、体温が1℃下がるにつれて眠気がやってくると言われています。

その際に、温度をぬるめ(38〜41℃)に設定することによって副交感神経が優位になります。

テレビやスマホなどの強い光を見てしまうと睡眠に関わってくるメラトニンの分泌が抑制されて、睡眠の質が低下してしまいます。

また、ぐっすり寝るために夜に運動する人もいると思いますが、運動によって交感神経が優位になってしまうので寝つきが悪い人にはお勧めできません。

 

よく眠れない場合は少し工夫してみてください。

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