サウナに入ることによって「ととのう」と聞いたことがあるとおもいます。
この「ととのう」というのは、脳と体をコンディショニングすることを指していて、サウナは誰でも簡単に「ととのう」ことができます。
サウナは人にとって非日常的な危機的状況と言えるほど熱いため、いろいろ悩みがあったとしても考える余裕がなくなります。
そのため、脳がととのいます。
サウナの後は水風呂に入ると思いますが、急激に温度が下がるため体が生命の危機を再び感じます。
この環境の変化に適応しようとして体内では自律神経やホルモンをコントロールします。
その後に外気浴を行うことによって、体がようやく正常に戻るためととのっていきます。
よって、サウナは「サウナ室に入る」→「水風呂に入る」→「外気浴をする」で1セットというふうに言えます。
サウナには「ととのう」以外にどのような効果があるでしょうか?
効果
効果として脳疲労が取れて頭がスッキリすることによって仕事が早くなり、感覚が研ぎ澄まされます。
また、疲労が和らぎ見た目も良くなります。
脳のエネルギー消費量を減らすことで脳疲労を取ることができます。
しかし、脳のエネルギー消費はぼーっとしている時でも常に行われているため、普通に過ごしているとエネルギー消費は大きいです。
サウナに入ると何も考えられなくなるほどの環境に身を置くため、エネルギー消費量は少ないです。
よって、サウナに入ると脳疲労を取ることができます。
脳疲労を取ると、判断力や集中力が増すことによって、良いアイディアが浮かびやすくなったり、5感が敏感になったりします。
また、過酷な環境に身を置くことによって、体のさまざまな調節をしている自律神経が鍛えられ、感情的になることが少なくなります。
デスクワークが長い人だと、脳疲労に加え肉体的にも疲労に襲われます。
1番多い疲労として肩こりがあると思いますが、これもサウナで解決することができます。
サウナに入ると体温が上がりますが、これにより筋肉への血流量が増え、筋の緊張がほぐれて肩こりが和らぎます。
また、体循環がよくなることによって疲労物質や炎症物質が流されやすくなり、疲れにくい身体・痛みにくい身体になっていきます。
汗をかいたり、血流が良くなると肌の調子が整うため、サウナには見た目をよくする子謳歌があると言っても過言ではありません。
甲状腺ホルモンも増えるとされているので代謝が上がり、痩せやすい体になっていきます。
サウナに入ることによって、これだけ多くの効果を経ることができます。
普段忙しくてなかなかトレーニングの気分にならない方は、サウナに入るようにしましょう。