肥大型心筋症とは

心筋そのものの異常により、心臓の機能異常をきたす病気を心筋症と言います。

そのうち、心肥大を起こす原因となる高血圧などの病気がないにもかかわらず、心筋の肥大が起こる病気のことを肥大型心筋症と言います。

肥大型心筋症には閉塞型心筋症や非閉塞型心筋症、心尖部肥大型心筋症、心室中部閉塞型心筋症、拡張相肥大型心筋症などのタイプがあり、全国に2万人以上かかっている人がいます。

どのような症状があり、なぜ発症するのでしょうか?

また、運動はできるのでしょうか?

症状・なぜ発生するのか

症状としては大多数の人は無症状で、健康診断などでたまたま見つかることが多いです。

しかし、症状がある人は不整脈に伴う動機や目眩、運動時の胸痛や呼吸困難感などがあります。

また、重篤な場合は失神を起こし、閉塞型肥大型心筋症の場合は運動時に左心室の血流が阻害され、全身に血液が行き渡らなくなり失神します。

発症原因として、心筋の収縮に関わるサルコメア蛋白をコードしている遺伝子の変異が主な原因です。

遺伝も原因の1つとされており約半数が遺伝が原因とされています。

肥大型心筋症が進行すると拡張型心筋症に進行するので注意が必要です。

運動はできるのか

一般的に強く過剰な運動を避けることが重要です。

閉塞型肥大型心筋症だと、運動中のみならず運動後も失神や突然死が起こりやすいため注意が必要です。

運動強度の目安としては、心拍数が100〜110以上にならない強度で、怒責が起こらないようにする必要があります。

非閉塞型の肥大型心筋症の場合は突然死のリスクが少ないとされている場合もありますが、運動強度をこのように設定する理由として突然死のリスクを減らすというよりも、肥大をこれ以上進めないことを目的に設定します。

 

肥大型心筋症は進行すると拡張型心筋症に移行するため肥大しないように注意が必要です。

関連記事

  1. 代謝性疾患②

  2. 消化器系疾患②

  3. 消化器系疾患①

  4. 代謝性疾患①

閉じる