Delayed Onset Muscle Soreness|フィジオ福岡 トレーニング科学

DOMS(Delayed Onset Muscle Soreness)とは、トレーニング後に生じる遅発性筋肉痛のことで、様々なエキセントリックなトレーニングで頻繁に見られます。
エキセントリックとは伸長性筋活動のことで、筋肉が伸ばされながら力を発揮することです。
例えば、ダンベルを体の近く持ってくるときはコンセントリック(短縮性筋活動)ですが、ダンベルを戻すときはエキセントリック(伸長性筋活動)になります。
よくある例としては、下り坂でのランニングはDOMSを引き起こすことで知られていますが、これは高負荷でのインパクト時に筋肉が伸長しているからです。

“遅発性”という由来は、典型的に筋肉痛がトレーニング後24時間以内には起こらず、36時間でピークになるという事実によるものです。
以前には運動中に生成される乳酸が筋肉痛の原因とされていましたが、DOMSはずっと後にピークに達したという事実から、乳酸がDOMSの原因ではないことが明らかになりました。
因みに、乳酸はトレーニング後30分くらいで消散することがわかっています。
いまの研究では、基本的にDOMSが筋肉の成長には関連しておらず、殆どの場合はDOMSが少ない方がより良い成長が得られることがわかってきていて、これは筋損傷の程度に依存しているようです。
つまり、筋肉痛があると効果があるというわけではなく、どちらかというと筋肉痛がないほうが筋の成長が進むともいえるでしょう。

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