腸といえば、胃や肝臓、膵臓など多くの臓器と結びついています。
下痢や便秘はもちろん、肩こりやまぶたの痙攣、肌荒れやむくみ、イライラなども全ての不調は腸が関係している可能性があります。
これらの不調を改善させるためにも、腸をケアすることって大切ですね!
腸内環境を整えると
腸内環境を整えると、『免疫力の向上』『生活習慣病の予防』『脳も健康になる』『美肌』等の効果があると言われています。
今回は、免疫力の向上と生活習慣病の予防について詳しくみていきます。
腸には食べ物だけでなく、ウイルスや細菌も侵入してきます。
それらから身を守るために腸は免疫機能を備えています。
腸内環境が整えば免疫力が上がり感染症にかかりにくくなります。
アレルギーなどの免疫にも関係しているので、腸にガスがたまり腸粘膜が劣化して、未消化の食べ物や有害物質が漏れ出ると、免疫システムが誤作動を起こし、アレルギーや自己免疫疾患を発症してしまいます。
その場合は、青魚や緑黄色野菜を摂って食品添加物を避ければ腸管が健康に導かれていきます。
腸内環境は生活習慣病にも栄養
また、最近の研究では腸内環境が肥満や糖尿病といった生活習慣病に影響を及ぼすことが明らかになっています。
2型糖尿病の方の腸内環境は乱れがちでインスリンが効きにくく、血糖コントロールが正常な方には善玉菌が多い傾向にあるようです。
肥満の方と痩せ体質の方での腸内細菌の種類やバランスが違うことも研究結果でわかっています。
腸のケアをするには、海藻類やきのこなどの食物繊維や納豆、キムチ、味噌などの発酵食品を積極的に摂っていただきたいものです。
例えば、豆腐にキムチ、納豆をトッピングすると、大豆のオリゴ糖と乳酸菌が豊富なキムチ、納豆の納豆菌、という組み合わせで腸に栄養を与えると良いですね!!