筋肉がつくと基礎代謝が増加し、痩せやすい身体になります。
ではなぜ、筋肉がつくと痩せやすくなるのかまたどのくらいの変化をもたらすのか説明していきます。
筋トレをすることで安静時の筋血流量が増加すると考えられています。
安静時の筋血流量は、筋肉の消費するエネルギー量を反映することがわかっています。
簡単に言うと、筋肉は安静時にもエネルギーを欲しがっているのですが、そのエネルギー量が筋トレを行うことで増加するということです。
ではどのくらい増加するのか、、
筋肉などの徐脂肪体重が1㎏増加するにあたって基礎代謝が1日に50㎉増加したという報告があります。
3カ月ほど筋トレをすると平均2kg徐脂肪体重が増加するため1日に100㎉基礎代謝が上がることになります。
100㎉の運動を例えると、歩行を40分、ジョギングを15分していることと同じになります。
何もしなくても毎日この運動を行ったのと同じエネルギーを消費する身体になるわけです。
筋トレをし、筋肉量が増えると基礎代謝が上がり脂肪がつきにくい身体になるということです。
参考;筋トレまるわかり大辞典 谷本道哉 著