怪我と栄養

 

スポーツをしている中学生、高校生に疲労骨折などの怪我で苦しんでいる方多いのではないでしょうか?
そこで今日は疲労骨折などの怪我はなぜ起こるのか、どうやったら防げるのかについてお話します。

疲労骨折のメカニズム

疲労骨折が起こるメカニズムとして、骨というのは骨吸収と骨形成が常に活発に行われています。
疲労骨折は骨の材料が不足し、骨形成が十分におこなわれなくなることによって起こります。
なぜ骨の形成が正常に行われなくなるかというと、骨や筋肉の材料であるタンパク質を中心とした栄養不足が原因です。

他に各組織と栄養の関係としては、軟骨靭帯はコラーゲン繊維とエラスチン繊維が形を維持しその隙間はプロテオグリカンで埋められてつくられています。
コラーゲンとエラスチンはたんぱく質と鉄、ビタミンCを材料とし、コラーゲンには丈夫さ、エラスチンにはゴムのような伸縮性があるのが特徴です。
コラーゲンが正常につくられないと脆弱にあり、エラスチンが正常に形成されないと弾力性が不足し堅くなり、怪我のリスクが上がるというわけです。
伸縮性が必要な靭帯にはエラスチンの含有は多く、伸び縮みをしない腱にはエラスチンがなく、強さを増すコラーゲンが多く含まれています。
靭帯や腱はトレーニングで強化はできませんが、含有する材料を至適量摂取することで強化することができます。
怪我を防ぎたいアスリートにとっていかに栄養アプローチするかが重要になってくるということですね。

血液検査で怪我を事前に予防

また血液検査で怪我の予兆がわかるとも言われています。
鉄欠乏性貧血があるとヘモグロビン、フェリチン、血清鉄などが低値で、
たんぱく質不足だと、総タンパク質、アルブミンが低値に、
クレアチニンキナーゼが高値だと怪我につながる可能性があるということがわかります。
クレアチニンキナーゼというのは骨格筋や心筋に多く含まれている酵素で筋肉が壊れると血液中に出現するため怪我の予知マーカーと言われています。

他には、血液検査で骨がまだ成長している途中だということも分かります。
骨吸収が亢進している時や骨形成が盛んな成長期ではアルカリホスファターゼは高値をさすからです。

このように血液検査で身体の状態がわかり、まだ成長期なら成長と運動の分の栄養素量が必要なのだということがわかります。
何が必要で何が足りないのか分かり改善することで怪我を予防できるのではないでしょうか。

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