人工甘味料の摂取は、太るのか。太らないのか。
気になるところではないでしょうか?
結論から言うと、食事の管理(カロリー計算等)をしっかり行っている方は過度に太る心配はないですが、食事管理をできていない方は人工甘味料を摂ることにより太りやすい傾向にあると言えます。
人工甘味料の特徴
人工甘味料とは、1600種類ある食品添加物の1つです。
人工甘味料のメリットとしては、カロリーがないまたは少ない、砂糖の数倍〜数千倍の甘さがあり、少量で甘さを感じることができるところです。
しかし、人工甘味料は糖質は含まれないのですが、摂取すると血糖値が上がります。
その理由は、舌の味蕾で甘さを感じるとインスリン分泌が起こるからです。
また、小腸でインクレチン(インスリンの分泌を活性化する)というホルモンが分泌されることによりインスリンの分泌が行われます。
血糖値が上昇していないのにインスリン(血糖値を下げる働き)が分泌され、低血糖になっていくのです。
そうなると、身体が糖分を欲するので余計に食べすぎてしまうことにつながりますので、
食事の管理をしっかり行うことができていない方は注意が必要です。
人工甘味料は、ダイエットをしている方や妊娠中や授乳中の女性、糖尿病患者さんや、偏頭痛の方はなるべく避けていただきたいものです。
なるべく、天然由来の食品から摂取するようにされると良いですね。