トレーニングの翌日に、なぜか首が硬く、そして痛い。
そんな経験ありませんか?
もしかしたら急性斜頸症候群かもしれません。
これは主に上半身のトレーニングを行った際に現れるそうです。
上半身の筋肉に激しいトレーニングを課すと、その筋肉の付着部位に捻挫を生じ、翌朝頃に症状が現れる可能性があると言われています。
朝目覚めると、首が凝っていたり、徐々に首や痛みが増すような感覚が起き始め、痛みのある側への動き、特に痛みのある方へ捻ったり傾けたりすることが制限されると考えられます。
もし問題が頸椎の上半分にある場合は頭を後ろに反らす方向に痛みが起こり、下位では逆になります。
通常では肩より末端に痛みが放散することはないとされていますが、慢性的な肩、頸椎、上位胸椎の姿勢不良が関係しています。
その理由から急性斜頸自体は自然治癒する、ごく短期的なものですが、その原因はきわめて長期的なものであると考えることができます。
もし急性斜頸のような症状が現れたら、今一度姿勢や生活環境を見直してみてはいかがでしょうか。