怪我の回復と栄養②

今回は怪我の回復をサポートするとされているサプリメントをご紹介していきます。

クレアチン

怪我とクレアチンの関連について、脳震盪の研究報告や骨代謝・神経筋機能の改善が報告されており、あまり動けない状態においてもクレアチンを摂取することにって筋量・筋力に良い影響があるとされています。

クレアチンは体内のエネルギー源であるATPを再合成する際に必要とされる物質で、特にATP -CP系で必要とされます。

クレアチンはアミノ酸から肝臓や腎臓で生成され、筋肉に吸収・蓄積されると同時に脳でも生成・吸収・合成されます。

脳震盪を起こすと脳にダメージを負う場合が多いですが、クレアチンを摂取する・摂取しておくことによって、脳へのダメージを軽減できたり、記憶喪失や認知障害などが緩和されるとされています。

入院中やギプス固定中のあまり動かせない時にクレアチンを摂取することをおすすめします。

魚油

魚油にはω-3脂肪酸が含まれており、効果として心血管保護作用や抗炎症作用などがあります。

ですので必要量をしっかり摂ることによって、炎症が治るスピードを早め怪我の回復に役立つと言えます。

食材ですと青魚やクルミやエゴマに多く含まれます。

ですが、油は油ですのでとりすぎると太る要因になりますので量には気をつけましょう。

プロテイン・BCAA・EAA

体の材料であるタンパク質が不足している状態では、筋肉が分解されやすくなります。

しかし、怪我で動けない時に食事から十分なタンパク質を摂取しようとすると、余計なカロリーなどを摂取してしまい、太ってしまいます。

タンパク質を補え、かつカロリーがあまり高くないプロテインを間食や食事の1つとして取り入れることによって筋肉の分解を防ぐことが期待できます。

また必須アミノ酸であるEAAや分岐鎖アミノ酸であるBCAAを摂ることによって、同化作用促進効果があるロイシンを摂取できるのでより筋肉の分解を防ぐことができます。

同化作用を促進し、タンパク質も十分足りていると怪我をしている組織が修復されやすくなるので、怪我の回復を助けると言えます。

 

次回も回復をサポートするとされているサプリメントをご紹介します。

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