トレーニングの効率を上げるコアコントロール|フィジオ福岡 体幹トレーニング

「コア」は体幹周辺をさす言葉で、頭、腕、脚を除いた胴体部分をさします。このコアの動きを担っているのが、脊柱とその周辺の筋肉です。筋トレで充分な筋肥大効果を得るためには、コアを動かないように固めるコア・スタビライゼーションとしっかりと大きく動かすコア・ムーブメントの両方が必要になります。

コア・スタビライゼーション

まずコアを安定させるコア・スタビライゼーションですが、もし安定していないと、ダンベルをもって肘を曲げ伸ばしする動作では、コアが動くとカール動作がぶれたり反動を使うことになり、うまく鍛えることができなくなってしまいます。ぶれない為には、コアの筋肉をうまく使って固定する感覚を養うことが大切です。

なお、自分の筋力に合わない重い負荷だと固定する感覚があっても筋力不足で固定できないことがあるので注意しましょう。

コア・ムーブメント

次に、コア・ムーブメントですが、腹筋を鍛えるクランチではコアを大きく動かす動作になります。もしこの動きが少ないと筋肉が限界まで収縮されず、効果が低下してしまいます。そのため、コアを大きく動かす柔軟性が必要になります。また、可動範囲内を充分に動かすための筋力と、どう動かすかという動作そのものを理解するということも重要になります。

関連記事

  1. 遅発性筋痛とアイシング効果|フィジオ福岡 コンディショニングの科学

  2. 運動と疲労|フィジオ福岡 リカバリーの科学

  3. 「スクワット」のその前に。

  4. ストレッチングの効果はどこにあるか|フィジオ福岡 ストレッチの科学

  5. トレーニングの順番と効果を考える|フィジオ福岡 トレーニング科学

  6. シンスプリントとその対策|フィジオ福岡 シンスプリントを考える

閉じる