空間認知能力
空間認知能力とは・・・自分と他者、自分と物との関係性、距離感を感じる能力のことです。自分が今、どのくらいの広さの場所にいるか、壁までの距離はどのくらいか、相手との距離はどのくらいか。その距離を考えた時に自分はどのくらいのスピードで、どのくらいの歩幅で歩けばいいのか、どのくらいの声の大きさで話せば相手に届くのか。今見えている部分から隠れている部分を予測して全体をとらえる。そういうことを感じとる能力です。
この空間認知能力は普段の生活の中でも鍛えることができます。
- お母さんに手を取ってもらい、眼を閉じて歩いてみる。
- あそこの壁まで何歩だと思う?と予測して歩いて確認してみる。
- 信号待ちをしている時に片足立ちでバランスをとって待ってみる。
- 校庭や公園の中を右回りに走ったり、左回りに走ったりしてみる。
- 階段をただまっすぐに上がるだけでなく、ジグザグしながら上がってみる。
- 次の信号までスキップしてみる。
- 部屋の反対側にあるものをハイハイして取りに行ってみる。
- おもちゃを片付けるのに、右目を閉じて左手を使って片付けてみる。
このような遊び感覚で体を動かすことこそが大切になります。
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