妊婦初期の身体変化としては、つわりや基礎体温の上昇、だるさやお腹の張りなど、
精神的な変化としては、倦怠感や情緒不安定など、症状は人それぞれではありますが何かしらの変化はあると思います。
これらは、妊娠による急激なホルモンの変化によるものなので一時的で安定期に入ると症状が落ち着いてきます。
妊婦さんが気をつけていただきたい栄養素
そんな妊婦さんが摂取するのを気をつけていただきたい栄養素としては、カフェイン、ビタミンA、大豆イソフラボンがあげられると思います。
カフェインは、コーヒーや緑茶、紅茶、コーラーなどに含まれています。
胎児がカフェインを代謝する機能がないため、カフェインをお母さんが摂取し続けることにより、発育障害が起こりやすくなると言われています。
次にビタミンAですが、豊富に含まれている食材としてはレバーやうなぎ、いくら、卵、牛乳、チーズなどです。
ビタミンAは抗酸化力があり必要な栄養素の一つですが、脂溶性ビタミンのため体に溜まりやすいと言われていて妊婦さんが過剰に摂取することによって胎児の形態異常が出やすいと言う報告があります。
そして最後に意外かもしれませんが、大豆イソフラボンです。
女性ホルモンと似ているので女性には良いとされている大豆イソフラボンですが、ホルモンバランスを崩す可能性があるため妊婦さんは避けた方が良いとされています。
妊婦さんは安定期に入るまでホルモンバランスの変化により大変だとは思いますが、これらの栄養素に気をつけていきましょう!