そもそもパワーとは

スポーツをしている人の目標として、パワーをつけたいという人は多くいます。筋骨隆々だからと言ってパワーがあるとは言えません。パワーとは筋力の強さだけではないのです。ではパワーとは何で決まるのでしょうか。

一般的にパワーとは、力×速さで表されます。つまりいくら筋肉をつけたところで、パワーがつくわけではないのです。わかりやすい例でいうと、ボディービルダーは筋骨隆々ですが動きが遅い人が多く、パワーがあるとは言えません。使える筋肉と使えない筋肉の差は、力と速さの両方を兼ね備えているかということです。

つまりパワーをつけるためには、筋肉を鍛えることに加え、ステップワークやダッシュなどのスピードを鍛えるトレーニングをする必要があります。また、力をうまく伝えるためには体をコントロールする能力も必要であるため、普段からいろいろな動きをすることも大切です。

パワーは筋肉量だけでは決まりません。速さも体をコントロールする能力もバランスよく鍛えて、最大限のパフォーマンスを発揮するためのパワーを手に入れましょう。

関連記事

  1. 肩関節

  2. 外反母趾と内反小趾

  3. ヒトの発達と環境要因への適応|フィジオ福岡 発達運動学的アプローチ

  4. 身体部位再現と運動課題の設定|フィジオ福岡 運動の再組織化

  5. 「結果の知識」と「学習の転移」 | フィジオ福岡 運動学習を考える

  6. 運動発達と感覚統合|フィジオ福岡 発達と感覚統合の考え

最近の記事

  1. 2021.05.09

    HIITの効果
  2. 2023.05.05

    IAP呼吸

カテゴリー

閉じる