腰痛と柔軟性の関係②

前回は柔軟性のお話をしていましたが、前屈で床に手が着けば100点というわけではないです。

もちろん手が着くことは良いことなんですが、前屈の際に腰がちゃんと曲がっていますか?ということです。

中には腰が曲がらず、反り腰のような形で前屈している人もいます。

こういうことですね。

前屈というのは腰椎後弯という動きがちゃんとできているかの確認でもあります。

デッドリフトやスクワットなど意識的に後弯にしない運動もありますが、無意識で動かすなら後弯はあった方が良いかと思います。

反り腰姿勢の方は後弯という動きが出にくいことが多いです。

前屈しているのに後弯が出にくいのであれば、立位姿勢では反り腰が強くなることが予想されます。

そして反り腰の人は後屈をすると腰痛を感じることが多いです。

この場合は腹筋の弱さや脊柱起立筋(背筋)の硬さなどいろいろな要因が考えられます。細かく言えば腰椎後方組織の靭帯が・・・など理由は結構多いです。

こうなってくると

長時間の立位作業、歩行時、悪くなってくると仰向けになっても痛くて夜眠れない、なんてことにもなります。

この状態は女性に非常に多く、特に出産後の女性に多い印象です。妊娠中は反り腰でないと姿勢を保てないはずなので。

ひどくなってくると脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症などの変性疾患になる場合があります。

腰痛の他に、間欠性跛行といって少し歩いただけで座りたくなったり、足がしびれて生活に支障がでたり・・・

そうならないように腰椎前弯の改善をする必要があります。そのためには腹筋のトレーニングや背中・股関節の柔軟性が必要になります。

前弯の軽減をする簡単な運動方法としては、

①両足を立てて仰向けに寝る。②腰と床に隙間があると思うのでその隙間を潰す。

もしくは

①壁際に背もたれのない椅子を持ってきて、椅子に座り背中を壁にくっつける。②腰と壁に隙間ができるのでその隙間を潰す。

ドローインと言いますが、最初はこの運動を10回程度から始めると良いと思います。それができないと他のいろいろな運動もうまくできないことが多いので。

そうやって腰椎後弯にする練習をすると少しだけでも身体が変化すると思います。

ぜひ試してみてください。

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