外出自粛を余儀なくされている今、私たちが個人的にできることは免疫力を上げることではないでしょうか。
今回は、免疫力を上げる食材の中でも豚肉についてみていきたいと思います。
豚肉の栄養素
豚肉には良質なタンパク質、脂質、ビタミンが豊富に含まれています。
中でもビタミンB1の含有量は食品中ナンバーワンです!
豊富なビタミンB1が糖質の代謝を助け、エネルギー産生に関わることで疲労回復やストレスの軽減が期待できます。
甘いものやお酒、ご飯が好きな方にはビタミンB1は救世主といっていいほどです。
糖をエネルギーに変えるには、ビタミンB1が必要ですが、不足すると糖はそのまま脂肪に変わってしまうからです。
豚肉を茹でるとビタミンB1が50%以上流れでるため、豚しゃぶよりも生姜焼き、ポークソテーなどの炒め物がオススメです。
ネギやニラ、ニンニクに含まれるアリシンという香り成分は、ビタミンB1の吸収率を10倍にしてくれる働きがあるので一緒に摂ると、より効率的にビタミンB1を摂取できます。
豚肉の脂
そして、豚肉の脂は不飽和脂肪酸であるオレイン酸が多く含まれているので生活習慣病予防や悪玉コレステロールの排出などにも効果的です。
しかし、カロリーが気になる方多いですよね。
その場合は、魚焼きグリルでの網焼きがオススメです。
スペアリブなどの骨つき肉も余分な脂を落とし、脂肪分やコレステロール、カロリーを約20%カットしてくれます。
豚肉は部位によって脂肪の量やカロリーが変わってきます。
カロリーを気にする方にオススメの部位としては、ビタミンB1をもっとも多く含み、低脂肪・高タンパク質なヒレ肉が一番オススメです。
カリウムも豊富でむくみや高血圧予防にもつながります。
ヒレ→もも→ロース→ばらの順番でカロリーが多くなりますが、味わいや食感も違うため、料理や好みに合わせて選ぶと良いですね。