一緒にとることで栄養効果がさらに高まる食材があることをご存じですか?
紹介していきます。
にんにく+魚 抗炎症作用、血圧コントロール、コレステロール低下
魚介類はオメガ‐3脂肪酸という栄養を摂取することができます。
オメガ‐3脂肪酸には血圧や心拍数、中性脂肪を正常値に下げる作用や、血管の機能を向上させる、炎症を抑えるといった働きがあります。
にんにくと魚を別個にとった場合と一緒にとった場合の影響が調べられた研究があります。
それによると、一緒に摂った場合の方が、総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪値を下げる効果がより大きかったという結果が出ました。
玉ねぎ+ぶどう アレルギー症状軽減、がん、肥満の予防
玉ねぎに特にまれるケルセチン。
ケルセチンはアレルギーの症状改善や、血液循環を向上させ、心臓血管系の健康を高める効果などが示されています。
黒ぶどうはカテキンが多く含まれ、カテキンは心臓病やがん、神経系疾患の予防に役立ち、減量にも効果を上げる可能性がある栄養です。
りんご+りんごの皮
りんごにはポリフェノール、ビタミンC、食物繊維、カリウムといった栄養素が豊富に含まれています。
りんごはがんや心臓病、喘息、糖尿病の予防に効果があることが分かっています。
また、りんごの皮にふくまれるウルソール酸という物質は筋肉の保持に役立つ可能性があります。
金時豆+玄米
金時豆はタンパク質、食物繊維、ビタミンB12、マグネシウム、カリウムといった栄養素が多く含まれています。
大腸がんや心臓病の予防に役立ち血中コレステロールを下げる作用や血糖値の安定にも効果を持ちます。
玄米はマグネシウムや食物繊維が豊富です。
この2つを組み合わせることで必須アミノ酸といわれるたんぱく質をすべて摂取できます。
緑茶+レモン
緑茶にはカテキンが含まれカテキンは心臓病、コレステロール値の上昇を防ぐ効果が認められている。
しかし、摂取したカテキンの20%しか体内に吸収されません。
緑茶にレモン汁を加えて摂ると体内のカテキンの効果が5倍高まったといわれています。
みなさんも組み合わせて食べてみてください。
参考:マッスル・アンド・フィットネス(日本版)