睡眠不足は万病のもとと言われますが、トレーニングを行う場合にも数多くのデメリットが引き起こされます。
一晩の睡眠時間が8時間未満の場合には、体が疲弊するまでの時間が8時間睡眠のときに比べ、最大で30%も短縮してしまうと言われています。
また代謝・呼吸・心臓血管系の機能も低下し、疲労物質の生成は高まり、発汗による体温調節機能、運動能力も落ちてしまいます。
睡眠時間が6時間を下回ると、ケガの発生率も2倍になることを示した研究もあります。
最適な睡眠時間は8時間とよばれ、この8時間のうち特に最後の2時間が重要であるとされており、この2時間で身体と脳がコーディネートされると言われています。
したがって普段から睡眠が不足しがちの人は、まずは8時間睡眠を心がけてみましょう。
そして最後の2時間に目覚めることのないように寝室環境を整えてみましょう。