胃と精神は繋がっている

ストレスにより胃が痛むという経験はありませんか?
私たちが意識できない消化は、私たちの精神面に影響されてくるのです。

私たちが空腹を覚えるシステムは、食べることによって胃の働きが活発になり内容物が移動して胃の中が空になっていくためです。
夜遅く食べたり、こってりしたものを食べると胃の働きが鈍くなって翌朝、胃がもたれたと感じる原因に繋がります。

ストレスを感じると?

その一方で、精神的なストレスにさらされると自律神経系が過剰に刺激を受け胃の働きにひずみを生じ、胃の粘膜に障害が出て胃液の分泌などの調節がおかしくなり、胃が痛くなるという症状につながっていきます。
胃が痛くなるということは当然、食欲も落ち込み食べる量も減っていきます。

ロシアの有名な生理学者であるパブロフが考案した犬の実験では、餌を見せたり匂いを嗅がせた直後に胃液の分泌が高まるだけではなく、脳(中枢)に入った刺激がさらに脳内の迷走神経経由で胃にたどり着き、胃液の分泌を刺激することがわかっています。
人間も同じで、「美味しそう」と思う感覚は迷走神経の経路を通って情報が伝えられていくのです。
逆に、嫌いな食べ物を見たり、匂いを嗅いで気分が悪くなったりすると、胃液の分泌が抑えられます。

ストレスや不安、緊張などの精神状態に陥り、胃がキリキリ、食欲が落ち込んだりすると、胃内の働きが鈍くなって食後何時間たっても食べ物が胃に残って小腸にたどりつかなくなるということになります。

このように、食べ物が胃に入ると反射的に胃液分泌が起こるだけではなく、精神面も影響することを頭に入れて食事の時はしっかり楽しむということが大切かもしれませんね。

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