反り腰は腰痛を引き起こしたり、体幹が安定しないなどの問題を発生させる原因になります。
今回は反り腰の改善方法について紹介していきます。
反り腰とはどんな状態か
骨格的には骨盤が前傾し、腰椎が過剰に前湾した状態です。
筋肉では背面の筋肉や大腿直筋、腸腰筋の短縮が見られます。
そしてそれらの筋肉は短くなった状態で固まります。
ですのでいかに短くなった筋肉を緩めるかが姿勢改善にとって重要です。
短縮した筋肉の緩め方
太ももの筋肉や腰回りの筋肉はストレッチで伸ばしやすいですが、難しいのが腸腰筋です。
股関節の前を伸ばしてストレッチするだけでは緩むだけで腰骨を支えることが出来ずに体幹の不安定性が解消されません。
そこで用いられる方法が遠心性収縮です。
遠心性収縮では筋肉に張力が保たれたまま筋肉を伸ばせるので実施後に体幹は安定性を保つことが出来るのです。
具体的には仰向けで片膝を立てて、もう一方の脚を股関節・膝関節屈曲位から徐々に伸展していきます。
姿勢改善にストレッチばかり注目されがちですが、改善されない時は試されてみてください。