『8020運動』という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
『8020運動』とは!?
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という、厚生労働省と日本歯科医師会によって呼びかけられている運動のことです。
食べることは私たちの命に関わってきます。
健康でおいしい食べ物を食べるには『歯』が必要になってきます。
しっかり噛むことによって唾液の分泌も促され、胃や腸で食べ物を消化・吸収されていきます。
80歳になっても自分の歯が20本あれば、ほとんどの好きな食べ物を噛み砕くことができるため、より健康的に長生きするためには大切な目標とされています。
虫歯を予防する栄養素
虫歯を予防するために必要な栄養素としては、タンパク質、カルシウム、ビタミンC、ビタミンD、マグネシウムなどが考えられます。
ただし、これらの栄養素を食べると虫歯にならないということではなく、甘いもの、粘性のある糖を多く摂取することによって虫歯は引き起こされてしまいますので、糖の摂取を減らす必要があります。
また、アルコールを飲む習慣のある方は虫歯のリスクを高めてしまうと思われがちですが、そうとも限らないのです。
アルコールの摂取は、血流が回ることにより、血管が膨張して神経を圧迫するために痛みが強くなってしまいます。
そのため、アルコールを摂取すると虫歯になると思われるのかもしれませんね。
アルコールの中でも特にワインやビールがエナメル質を溶かすと言われています。
だらだら飲むのではなく、短時間で飲み終えて歯磨きを行うということが必要になってきます。
自分自身の『歯』を大切にしながら、いくつになっても健康でいるための工夫を今から行っていきましょう!