睡眠時間の確保!

日本を含めた14カ国の睡眠時間について調査したところ、日本人の平均的な睡眠時間は6時間以下が4割ほどで、女性では世界で1位、男性では世界で3位と言われているほど睡眠時間が短いのが現状です。

睡眠不足が与える影響

睡眠不足は、体や心の健康に様々な影響を与えます。

疲れやすくなったり、集中力の低下、イライラしやすくなったりするだけではなく、肥満や糖尿病、高血圧やうつ病なども引き起こします。

睡眠障害の原因としては、自律神経と慨日リズム(サーカディアンリズム)の乱れによって起こるといわれています。

自律神経とは、交感神経と副交感神経があり、自律神経を整えるためにはメラトニン(睡眠をお知らせしてくれるホルモンで夜が一番多く分泌され朝光の刺激とともに減っていく)の活性化、食事のリズムと量を整えることも必要です。

良質な睡眠をとるための食事

メラトニンを活性化するためには、鉄(レバーやあさり、納豆)、ビタミンB6(魚類、肉類)、

マグネシウム(わかめやもずくなどの海藻類や豆腐、納豆などの大豆製品)等の摂取を積極的に摂っていただき、

食事のリズムと量については、睡眠前は胃腸の働きを活発にしないように夕食は食べすぎない、糖質を減らしすぎない、アルコールは睡眠の質を落とすためアルコールを飲んで寝るような習慣を避けることが大切です。

睡眠不足を改善するためには、生活習慣を正し、睡眠時間の確保をしっかり行っていきましょう。

お風呂に寝る30分~1時間前に入って体温を上げて、下がる時に寝ると入眠しやすいとも言われています。

睡眠の質を高めるには睡眠直後の1時間半がカギとなりますので、栄養面でいうと、先ほどあげた、鉄やマグネシウムなどのミネラルの摂取を心がけて、良質な睡眠をしっかり取れるようにしていきたいものですね。

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