人はどれくらい走り続けられるのか?

日本だけでなく海外においてもランニングイベントが開催されていますが、代表的な例として、42.195km走るマラソンや100km以上走るウルトラマラソンがあります。

トレーニングをしていない人からすると考えられないほどの距離だと思います。

マラソンだと3時間以上、ウルトラマラソンだと15時間以上走ることになります。

走り終わった後は疲労困憊で動けないと思いますが、実際はどれくらい走り続けることができるのでしょうか?

エネルギー補給

エネルギー面を考えたときに、長く走るためにはグリコーゲンと脂肪が必須となってきます。

体内に蓄えられているグリコーゲンの量は一般成人男性で筋肉内に約1500kcal、肝臓内に約500kcalとされています。

これは約3時間走ることによって枯渇するエネルギー量です。

体重70kg、体脂肪率15%の人において10.5kgの脂肪が蓄えられていることになります。

これをエネルギーに換算すると75600kcalとなり、計算上では時速8kmのランニングですと124時間走れる計算となります。

この様に聞くとかなり長い時間走れるようですが、実は脂肪だけではエネルギーにすることはできず、エネルギーにするためにはグリコーゲンが必要となってきます。

ですので、永遠に走ろうと思ったら常にグリコーゲンと脂肪の両方を補給し続けると理論上可能です。

体温

走ると成人男性で1時間あたり約500kcal熱を生み出します。

この熱を体外に放出できないと1時間後には体温が40℃を超え倒れてしまいます。

汗はこれを回避するためにかいており、1ccあたり約0.6kcalの熱を下げてくれます。

汗が蒸発することによって熱が下がるため、人間は長時間の運動が行えます。

汗をかくためには水分摂取は必須で、吸収の良い飲み物を十分摂取しながらですと長時間の運動に耐えることができます。

疲労と損傷

運動による疲労と体の損傷の克服ができると今よりもずっと長く走ることができます。

エネルギー補給の面や体温の面よりも疲労と損傷による制限が大きいため、これをクリアすることが鍵となってきます。

これはトレーニングによって軽減できますが、0にすることは不可能です。

今よりも長く走るには損傷をできるだけ抑えられる体を作ることが得策です。

 

人間はエネルギーの観点から見ると100時間以上、ノンストップで走ることができますが、体温や疲労・怪我の観点からですと100時間以上走るのは難しいと思います。

できるだけ長く走るためには日々のトレーニングをコツコツと行っていくべきです。

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