アトピー性皮膚炎を栄養面からアプローチ!

かゆくて夜も眠れなかったり薬を塗るのをやめるとまた再発してしまうなど、アトピー性皮膚炎に悩む方は少なくないと思います。

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う湿疹が全身または部分的に発生する症状のことです。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因としては、遺伝や体質、アレルゲン以外の刺激や食生活、生活習慣の乱れ、過度なストレスや睡眠不足など、たくさんの原因が考えられます。

アプローチの方法としては、原因の除去をしてスキンケア、薬物療法等が大切になってきます。

『アトピー=皮膚』の病気と思われがちですが、「皮膚は内臓の鏡」というように、皮膚で起きているトラブルの多くは、内臓が原因という可能性も考えられます。
要するに、内臓の障害は栄養障害によって起こりますので、必要な栄養素をしっかり摂取していく必要がありますね。

アトピー性皮膚炎の治療の一つに、薬物療法ではなく食事療法から根本的に改善していく方法である『オーソモレキュラー療法』があります。
この治療法は血液検査に基づいて個々人に最適な栄養素を投与していく方法です。

皮膚炎の方が欠乏しがちな栄養素

よく言われる欠乏している栄養素は、亜鉛(大豆製品、肉類、魚介類)やビタミンA(レバー、うなぎ、緑黄色野菜等)となります。

亜鉛は、細胞分裂に必要な栄養素の一つです。
皮膚を生まれ変わらせる必要がありますのでしっかりととりたいものですね。

他には、アトピー性皮膚炎は上皮機能が衰えるため肌がカサカサする症状がでますが、上皮機能を正常にするにはビタミンAが必要です。
症状を抑えるためには、オメガ3(魚介類)の脂肪酸も活用されるとよいです。

さらには、栄養をスムーズに体内に吸収するために腸内環境を整えておくことも大切です。
腸内環境を整えるためには、プロバイオティクス(ヨーグルトや納豆などの発酵食品)を摂取することがアトピー性皮膚炎に効果的と言われています。

このように、栄養的なアプローチを行っても状況が改善されない場合は、精神的なストレスが身体に反映されて皮膚炎が行っている可能性が考えられます。

精神的な健康と栄養面でのアプローチを行っていきましょう!

 

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